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米自動車大手フォード、バッテリー提供のSKオンに相次ぎ責任転嫁

米自動車大手フォードと提携先である韓国電池大手SKオンの間に微妙な緊張感が漂っている。フォードは今月初め、人気の電動ピックアップトラック「F150ライトニング」の生産を急きょ中止し、最近になって原因が電池火災にあると詳細を公表した。フォードは15日、「今月4日、完成車の品質検査中に火災が発生し、隣の車に延焼した」とし、自社が立てた対策を電池生産工程に適用するのに数週間かかる可能性があると説明した。

バッテリー供給元であるSKオンに責任を転嫁するようなニュアンスだ。これに対し、SKオンは「個別の問題であり、原因究明を完了し、再発防止策も立てた」と表明したが、社内では「フォードが不必要に事を荒立てている」との不満が広がっているという。2日後の17日にも同モデルで電池の別の問題が一歩遅れて公表され、ムードはさらに悪化している。米経済専門局CNBCはフォードの広報担当者の話として、フォードが先月27日にもF150ライトニング約100台の電池性能低下を防ぐために部品交換を行ったと報じた。これも電池品質の問題がフォードの足を引っ張っていると訴えるように受け取れる。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/02/20/2023022080074.html

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SKイノベーションの事業部を切り出して子会社としたのが「SKオン」。サムスンSDI、LGエネルギーソリューションと並んで、韓国の電気自動車用二次電池のメーカーとしてはTop3に入る。「SKオン」は、合衆国ジョージア州にバッテリー供給用の工場を建て、2021年にはテネシー州とケンタッキー州に合弁工場を、2022年にはトルコに合弁会社を造ることを合意している。

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2022年の第3四半期辺りから両社の関係に問題が生じる。2022年09月、フォードのJim Farley(ジム・ファーリー)CEOが韓国バッテリーメーカーを訪問し、歩留まりが悪いと強く抗議したといううわさが広がった。良品率は分からないが、CEOが直々に乗り込んで文句を言うほど、品質に問題があったと考えられる。また、フォードは低価格で電気自動車用バッテリーを量産している中国の「CATL」と接触している。

2023年02月13日、「インフレ削減法」(略称「IRA」)をかわすため、「CATL」と組んで合衆国ミシガン州に「フォード」が100%所有する電池工場を造ると発表している。 また品質検査中に火事を起こ、原因は「SKオン」のバッテリーだ。これによりフォードは、同車種の生産を停止。「原因はバッテリーの欠陥にあった」としている。


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[ 2023年02月21日 08:49 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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