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OECDの韓国景気先行指数、14年ぶりの最低値

経済協力開発機構(OECD)が算出する韓国の景気見通しが今年に入っても下落傾向を続け、2008~2009年の米国から始まった世界金融危機以来、14年ぶりの最低水準まで下がった。韓国政府が期待する今年下半期の景気回復の可能性が次第に薄くなっていることを示すシグナルだ。

26日、OECDが算出した主要国の景気関連指標によると、韓国の今年1月の景気先行指数(CLI: Composite Leading Indicators)は前月より0.13%下がった98.36を記録した。これは世界金融危機直後、深刻な景気低迷を見せた2009年1月(97.75)以来14年ぶりの最低値。韓国の景気先行指数は2021年5月(102.41)にピークに達してから今年1月まで、20カ月連続で下落傾向を続けている。また、昨年4月からは10カ月連続で基準線の100を割り込み、景気収縮の長期化を予告している。

見通しの時期から6~9カ月後の実体景気の流れを予測する指標として活用されるOECDの景気先行指数は、経済成長率の長期傾向線を100とし、それ以上から下がった場合は景気後退(鈍化)局面、100未満から下がった場合は景気収縮(低迷)局面を予告するシグナルと見なされる。

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すなわち、OECDの景気見通しによると、韓国は2021年半ばから景気後退局面を予告し、2022年半ば以降は景気の流れ上、低迷の信号が灯った状態だ。指数が100未満の状態で下がり続けているということは、今後6~9カ月間は持ち直しのモメンタムが持続的に弱くなり、景気収縮局面から抜け出せない可能性が高いという意味だ。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/46026.html

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経済協力開発機構が景気循環の転換点を予測する指標として発表している景気先行指数で、韓国は昨年1月からの6か月間は100を下回り、景気が後退局面を迎えていることを示した。OECDが発表した韓国の6月の景気先行指数は、前の月を0.22ポイント下回り、98.87。韓国の景気先行指数は、2021年5月に101.95となって以降、13か月連続で下落が続き、昨年1月からの6か月間は100を下回った。

景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標となる。景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3つの指数がある。景気の現状把握に一致指数を利用し、先行指数は、一般的に、一致指数に数か月先行することから、景気の動きを予測する目的で利用する。


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[ 2023年02月27日 07:46 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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