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自動車運搬船市場で中国のシェアが上昇、世界の受注すべてを獲得

ここ数年、中国の自動車輸出台数が増加し続け、自動車運搬船の建造市場の急速な発展をもたらした。この細分化された分野で早くからの予測・判断と事業展開により、中国の造船会社は日本や韓国など海外メーカーの独占状態を打ち破り、フルパワーで前進し、世界市場に占めるシェアが上昇し続けている。

12層以上ある甲板、自動車積載台数が7500台に達し、各車種が積み込める……この積載台数7000台クラスのデュアルフューエルエンジンの自動車運搬船は、今や自動車運搬の分野で非常に人気がある船だ。

専門家によれば、自動車運搬船はニッチな市場に属する船種で、2016年から20年までは、毎年の引き渡し隻数が4隻しかなかった。だが、新エネルギー自動車の輸出台数が増加し続け、運搬船のニーズも大きく増加したという。データを見ると、22年の中国の自動車輸出台数は311万台を突破した。そこで一部の自動車メーカーが業界の枠を超えて自前の輸送船隊の構築に乗り出した。
https://www.recordchina.co.jp/b909778-s6-c20-d0189.html

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世界で9割超の造船シェアを占める中国と韓国、日本の2022年の受注がそれぞれ2年ぶりに前年実績を割り込んだ。新型コロナウイルス禍からの経済再開に伴うコンテナ船需要などでプラスだった21年とは環境が激変。世界経済の後退リスクへの警戒もあるなか、鋼材高による船の価格上昇が逆風になり受注が冷え込んだ。

自動車や建機を運ぶ専用船の用船料が急騰し、過去最高値をつけた。10月の1日当たり料金は2022年初めの2.6倍だ。中国の電気自動車(EV)輸出が急増し、世界的に輸送船の不足感が強まっているためだ。部品不足に悩まされた自動車メーカーに、輸送船の不足という新たな逆風が吹く。

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そんな中で、世界自動車専用船(PCTC)市場は2023年も活況が続いている。英海運調査大手クラークソンズ・リサーチによると、今年1月のPCTC新造船発注量は計17隻、総載貨重量トン(DWT)は51万DWT、自動車積載可能数は15万2千台で、全て中国勢が受注した。中でも、中国造船大手の中国船舶集団(CSSC)はその50%近くを受注し、世界市場に占めるシェアのさらなる拡大を実現した。

同社は21年以降、7千~9200台積みのPCTCを累計35隻受注し、世界に占める割合は27%に上る。同社は大型PCTC分野で、追いかける立場から肩をならべて走る立場へと歴史的な飛躍を果たしている。


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[ 2023年02月27日 08:13 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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