韓国経済News

中国工業・情報化部が23日に発表した情報によると、中国のリチウムイオン電池業界の生産量が2022年、引き続き急成長を遂げた。産業規模が持続的に拡大し、業界の総生産高が1兆2000億元（約23兆4000億円）を突破した。22年の中国全土のリチウムイオン電池生産量は前年比130％以上増の750ギガワット時(GWh）で、うち蓄エネ型は100GWhを突破した。

中国のリチウムイオン電池の業界における応用のペースが22年加速した。リチウム電池が新エネ車および風力・太陽光蓄エネ、通信蓄エネ、家庭用蓄エネなどの蓄エネ分野で加速的に台頭するとともに、成長のチャンス期を迎えた。22年の中国全土の新エネ車動力電池搭載量は約295GWhで、蓄エネリチウム電池の累計搭載量の成長率が130％を超えた。22年の中国全土のリチウム電池輸出総額は同86．7％増の3426億5000万元で、新エネの効率的な開発・利用と世界経済・社会のグリーンで低炭素のモデル転換に積極的に貢献した。
https://www.recordchina.co.jp/b909785-s6-c20-d0189.html

スポンサードリンク

中国の研究機関のEVTankと伊維経済研究院がこのほど共同で発表した「中国リチウムイオン電池業界発展白書（2023年）」によると、世界の2022年のリチウムイオン電池の出荷量は前年比70.3%増の957.7ギガワット時。うち車載用は84.4%増の684.2ギガワット時、エネルギー貯蔵用は2.4倍の159.3ギガワット時、小型電池は8.8%減の114.2ギガワット時となった。



中国のリチウムイオン電池の出荷量は97.7%増の660.8ギガワット時で、世界に占める割合は21年の59.4%から69.0%に拡大した。中国企業は車載用電池とエネルギー貯蔵用電池の出荷量を大幅に増やし、世界シェアを高めた。EVTankは、リチウムイオン電池の世界出荷量は25年に2211.8ギガワット時、30年に6080.4ギガワット時に増え、年平均伸び率は22.8%になるとの見通しを示している。

---

関連記事 BYDの工場誘致巡り、フィリピンとインドネシアがしのぎを削る（03/02） 中国での新エネ車の価格競争、化石燃料車と「直接対決」に発展（03/02） 海外団体旅行の解禁で、中国の観光業界に春か（03/01） 中国の預金残高が過去最高に、「痛みを伴わない貯金」を好む若者（03/01） BYDの「六価クロム」問題で影響が拡大（02/28） 中国の2022年のリチウムイオン電池業界、生産高が1兆2000億元を突破 自動車運搬船市場で中国のシェアが上昇、世界の受注すべてを獲得（02/27） 中国の個人預金が大幅に増加したワケ（02/20） 中国は輸出が困難に、「政府が笛吹けど企業は踊らず」（02/19） 米国の制裁発動で、中国半導体2社の工場建設ストップ（02/17） ChatGPTが中国で爆発的人気（02/15）

---