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李在鎔三星会長が水原事業場で、全固体バッテリーの試作ライン視察

三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長(写真)は三星SDI水原(スウォン)事業所を訪れ、「夢のバッテリー」と呼ばれる全固体バッテリーのパイロット(試験生産)ラインを点検した。三星SDIの全固体バッテリーのパイロットラインは、今年上半期(1~6月)中の完成を控えている。

27日、財界によると、李会長は同日、京畿道(キョンギド)水原市の三星SDI事業所を訪れ、崔輪鎬(チェ・ユンホ)三星SDI社長などの経営陣と全固体バッテリーのパイロットラインの「Sライン」を視察した。続いて三星SDIの器興(キフン)事業所に移動し、20~30代の職員らと懇談会を開いた。全固体電池とは、電解質を液体ではなく不燃性固体で作ったバッテリーだ。火災の危険がなく、エネルギーの密度が高く、未来の電気自動車バッテリー市場をリードする夢のバッテリーと呼ばれる。現在まで世界的に量産に成功したところはない。

三星SDIは昨年3月、Sラインを着工した。三星SDIのソン・ミカエル中大型電池事業部副社長は、1月の業績発表のカンファレンスコールで、「今年上半期中にラインの完成を終え、下半期に小型サンプルセルを製作して、性能・素材・部品・工法テストを本格的に行う予定だ」と述べた。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230228/3990340/1

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韓国サムスン電子は2020年3月10日、同社の研究所であるサムスン電子総合技術院が全固体電池に関する画期的な技術を開発したと発表した。サムスン日本研究所との共同研究成果となる。韓国の研究員8人、日本の研究員8人、計16人で全固体電池の大きな研究プロジェクトが進められている。ラインはソウル市の南方50キロメートルに位置する京畿道水原(スウォン)市の同社研究開発センター内に構築される。

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全固体電池は、電池の正極と負極の間にある電解質として、従来の液体ではなく固体を用いる。安全性やエネルギー効率にすぐれ、1回の充電で長距離走行が可能となり、次世代電池の核心素材といわれる。 一方、2020年8月、トヨタは全固体電池を搭載した車両でナンバーを取得し、試験走行を実施している。 2028年に全固体電池の実用化を目指している。海外でも、フォルクスワーゲンやゼネラル・モーターズ(GM)、現代自動車など、多くの自動車メーカーが全固体電池の研究開発に力を注いでいる。


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[ 2023年02月28日 09:23 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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