韓国経済News

Ｓ＆Ｐグローバルが２日発表した韓国の２月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は季節調整済みで４８．５と１月から変わらず、好不況の分かれ目である５０を８カ月連続で下回った。国内外の景気の弱さを反映した。

サブ指数では生産が１０カ月連続、新規受注が８カ月連続で縮小したが、いずれも前月からはやや改善した。新規輸出受注も１２カ月連続で減少。ただ、過去２カ月と比べて落ち込みは和らいだ。Ｓ＆Ｐグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミストは統計について、韓国製造業部門のさえない事業環境を依然示しているとした一方、第１・四半期半ばにかけて価格上昇の鈍化が示されたと指摘した。

受注残は需要低迷を反映して２０２０年７月以来の大幅な減少を記録。完成品在庫は０７年１１月以来最大の増加となった。投入価格の上昇は４カ月連続で鈍化し、２０年１１月以来の緩やかな伸びとなった。ただ、ウォン安や原材料価格上昇などの影響で経費全体は大幅な増加が続いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea1f24f0391c27d5291fc2b906ab303a82d26e11

スポンサードリンク



Ｓ＆Ｐグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミストは統計について、韓国製造業部門のさえない事業環境を依然示しているとした一方、第１・四半期半ばにかけて価格上昇の鈍化が示されたと指摘した。受注残は需要低迷を反映して２０２０年７月以来の大幅な減少を記録。完成品在庫は０７年１１月以来最大の増加となった。

２０１２年からの韓国製造業ＰＭＩデーターを見ると、平均値でほぼ５０と言う水準で上下し推移してきている。　この値が韓国製造業ＰＭＩの実力値といえる。

---

関連記事 仁川空港免税店、業界1位の中国企業が入札競争に参戦（03/04） 韓国政府が圧迫、食品・酒類業界の値上げ「白紙化」（03/04） 韓国半導体の輸出回復へ総力　与党・政府・企業が協議会（03/04） 韓国の中央銀行報告、「中国経済の回復は韓国経済の成長にプラス」（03/04） 韓国の１月の半導体在庫、1996年２月以来最速で増加（03/04） 韓国製造業ＰＭＩ、2月は8カ月連続50割れで国内外は景気低迷 韓国政府、輸出拡大と観光客誘致拡大へ（03/03） 韓国副首相、「半導体の反騰なしでは輸出難しい」（03/03） 韓国製造業の在庫率が通貨危機以来の最高水準（03/03） 半導体輸出が半減、１２カ月連続の貿易赤字（03/02） ＬＧエネとホンダが米国にバッテリー合弁工場（03/02）

---