韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  日本経済 >  ヤフー・LINE統合から2年、革新的サービス生まれずライバルに遅れ

ヤフー・LINE統合から2年、革新的サービス生まれずライバルに遅れ

Zホールディングス(ZHD)と子会社のヤフー、LINE(ライン)が2023年度中に合併する。LINEがグループに加わった21年3月の統合から2年近くたったが連携が遅れ、「強い危機感」(ZHDの川辺健太郎社長)を背景に一体化する。新体制の原動力となるのは、国内の月間利用者が約9400万人の通信アプリを核に、魅力的なサービスを生み出してきた「LINE流」の経営手法だ。

「3社が真にワンチームとなって圧倒的なスピード感を持ち、製品を創出する力と収益力を向上させる」。4月からZHD社長を兼ねるLINEの出沢剛社長は、今月2日の記者会見で飛躍を誓った。これまで川辺氏と共同最高経営責任者(CEO)を務めた体制を改め、今後は出沢氏が事業運営の中枢を担う。川辺氏はCEOを外れて代表権のある会長となり、財界活動などに軸足を移す。

また、韓国IT大手ネイバー出身でLINE代表取締役の慎ジュンホ氏がZHDで3人目の代表取締役となり、サービスの開発を統括する。出沢氏と慎氏という2人のLINE幹部がZHDを率い、ヤフー出身の川辺氏がサポートする形だ。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230306-BKZ3GTYO4NNZRA3UWCTD6IIC6E/

スポンサードリンク


Zホールディングス(ZHD)が組織から製品戦略までつくり直しに入る。2023年度中に中核会社のLINEおよびヤフーと合併し、社長も2023年4月に川邊健太郎氏から出澤剛氏に交代する。主力事業のデジタル広告とEC(電子商取引)事業の伸び悩みが背景にある。市況の低迷に加え、スマートフォンになじみやすい動画広告が手薄で収益が悪化。ECについては日本一を目指すとしていた目標を取り下げた。川邊氏と出澤氏は3社合併により組織やサービスの重複を省き、意思決定のスピードを上げて巻き返しを図る。

2023-03-06-k006.jpg

3社合併という大胆な組織再編に踏み切った理由の1つを、川邊氏と出澤氏は意思決定の遅れだと説明する。両氏が共同でCEO(最高経営責任者)を務める現体制は「意思決定が二重化していた」(出澤氏)。ZHDに加え、中核会社のヤフーとLINEにもそれぞれ取締役会があり経営会議がある。「3社の意思決定が交錯し、組織としてのスピード感を高められないデメリットが、経営統合を経たこの2年で出てきた」。川邊氏は、ヤフーとLINEの相互理解を深めるうえでこの2年は有意義だったとしつつも、経営層の重複が組織全体の足かせになったと認める。

現状の2トップ体制から、3社合併後は出澤氏が単独でCEOを務める体制に改める。経営層もスリムにして、意思決定のスピードを高めるという。


関連記事

[ 2023年03月06日 08:47 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(1)
これは下剋上ですか。
[ 2023/03/06 18:11 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp