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韓国経常収支、1月は過去最大の赤字

韓国中央銀行が10日に発表した1月の経常収支は、月間で過去最大の赤字となった。財(モノ)の輸出減少と海外旅行の増加が背景。赤字額は45億2000万ドルで、1980年の統計開始以降最大。昨年12月の26億8000万ドルの黒字から反転した。

モノとサービスの貿易収支はそれぞれ74億6000万ドルと32億7000万ドルの赤字だった。第1次所得収支の黒字は64億8000万ドルに拡大した。今月初めに発表されたデータによると、2月の貿易収支は赤字が過去最大を記録した1月の126億5000万ドルから53億ドルに半分以上減少し、経常収支の改善を示唆している。

経常収支発表後に企画財政省の方基善次官は、政府として輸出改善への取り組みを続けるとともに、国内旅行を促進する方法を模索すると述べた。また、配当金の支払いが2023年上期の経常収支の変動要因になると指摘した。中銀は23年の経常収支が260億ドルの黒字と、22年の298億3000万ドルから縮小すると予想している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4041e3acdca1975d41b96afa89f3a495aeef89

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韓国中央銀行が10日に発表した1月の経常収支は、月間で過去最大の赤字となった。 財(モノ)の輸出減少と海外旅行の増加が背景。 赤字額は45億2000万ドルで、1980年の統計開始以降最大。 昨年12月の26億8000万ドルの黒字から反転した。

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経常収支の内容は、主に四つ。
①貿易収支(通関統計における輸出から輸入を引いたもの)
②一次所得(国外から得た利払いや配当から、国外に支払った利払いや配当)
③二次所得(事実上の対外援助金)
④サービス収支(知財や海外旅行収支等の物品・配当金以外のサービスの収支状況)

日本と韓国の決定的な違いは一次所得。日本は大幅な黒字、韓国は圧倒的に赤字。 日本のように一次所得が黒字ということは海外からカネが入ってくるという意味。一方、韓国の赤字の内容は、政府予算の赤字。税収分と同じ程度に政府予算が足りない。これは日本も同じで、政府予算の半分は税収。残りを国債で穴埋している。日韓の違いはこの国債の購入者の割合となる。

日本の場合、日本国内の金融機関が国債を購入する。先進諸国の国債は常に安定資産。、なので経済危機になると国債と金が買われるようになる。 しかし韓国の場合、国内の金融機関が脆弱で、この不足分の国債を韓国国内で消費することが出来ない。なので外国人投資家に頼るしか無い。赤字が外債なだけでなく、政策予算の過半が致命的外債。


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[ 2023年03月11日 08:26 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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