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「3.11」後の韓国による食品輸入規制撤廃となるか?

韓国政府による元徴用工問題の解決策発表を受けて日韓両政府が関係修復に動く中、東京電力福島第1原子力発電所事故後に韓国が設けてきた日本産食品の輸入規制の撤廃に期待がかかる。同国は2022年の日本の農林水産物・食品の輸出額が6番目に多い。撤廃されれば輸出増に弾みとなるため、協議の行方が焦点となる。

同国の尹錫悦大統領が16日に来日し、東京都内で岸田文雄首相と首脳会談を行う。この場で、輸入規制も議題に上る可能性がある。 韓国は11年の原発事故を受け、日本産の食品に、最も規制の強い「輸入停止」措置を設ける。日本が出荷を制限したことがある品目が対象。農産物では福島、宮城県産の米や大豆、福島県産のホウレンソウやカブなどで、該当品目のある県の数は15に上る。既に制限が解除されている場合も輸入停止措置が続く。他に青森、宮城、福島など8県産の全ての水産物も対象だ。

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輸入停止の対象になっていない品目でも、日本からの輸出時には各種証明書の添付が必要だ。宮城、山形、福島、茨城など13都県産の全ての食品には、放射性物質基準に適合することの証明書の添付を求める。13都県産以外の食品も、産地証明書が必要になる。 さらに、現地で通関する段階で別途、放射性物質検査が行われる場合があり、結果次第で追加的な証明書を求められるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/773e6754f144b763fc974456b282dc2562412c08

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2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災に伴う東京電力・福島第一原子力発電所(以下「福島第一原発」という。)の事故に関連して、一部の国・地域において、農林水産物・食品を中心に我が国輸出品への輸入停止や産地証明書、放射性物質検査証明書等の添付を求める等の措置がとられている。現在までに鉱工業品への輸入規制は概ね撤廃されているが、農林水産物・食品については撤廃や緩和が進んでいるものの、一部の国・地域でいまだ措置が残っている。

日韓において、日本側は首脳会談で「両国の関係強化に取り組む機会としたい」(岸田首相)考えだ。規制の撤廃に向けた協議の加速化が期待される。ただ、「日本産の安全性に懸念を持つ消費者が依然として多い。(撤廃は)簡単ではない」(日本政府の交渉筋)との見方もある。


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[ 2023年03月13日 07:53 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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