韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  「韓国防衛産業を誘致」 新たな機会の地、豪州…一方で中国の脅威

「韓国防衛産業を誘致」 新たな機会の地、豪州…一方で中国の脅威

シュウィーン。耳を刺すような轟音が響き、オーストラリア南部ビクトリア州メルボルンの空が瞬きをする間に2つに分けられた。数万人の観客が集まったアバロン空港を蹴飛ばすように上昇し、南半球の秋の空に鮮明な飛行雲を残したのは韓国産超音速航空機T-50B。計8機からなる韓国空軍特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」のエアショーだ。

太極マークの戦闘機が噴き出した青・赤・白の3色の煙が揺れ、2機の交差飛行の中で巨大な太極マークが空を飾った。30分間ほど行われた24件の高難度空中アクロバット飛行には拍手喝采が続いた。

5日(現地時間)、韓国女性記者協会主管の「インド太平洋安全保障戦略」取材のため訪問した「2023豪州アバロン国際エアショー」の現場。先月28日に開幕してこの日まで続いたエアショーは各国から約700社が参加した航空宇宙防衛産業展示会に合わせて開かれた。韓国航空宇宙産業(KAI)とハンファディフェンス豪州法人がそれぞれFA-50軽攻撃機と第5世代軌道型歩兵戦闘装甲車「レッドバック」の広報ブースを設置した。

スポンサードリンク


特にハンファはアバロン空港が位置するジーロング市の15万平方メートルの敷地に海外初の生産工場も建設している。来年完工すればここでK-9自走砲のオーストラリア型モデルAS9ハンツマンとAS10弾薬補給装甲車を生産し、2027年までにオーストラリア陸軍に納品する。現場で会ったハンファディフェンスの関係者は「オーストラリア軍の現代化作業に合わせてレッドバックが設計されただけに、採択される期待が大きい」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a45aa419d11154180ac8383913bb886992b2e3f

2023-03-14-k003.jpg

韓国のシンクタンク、産業研究院が3日発表した報告書によると、韓国が年内にオーストラリアやマレーシア、ノルウェーなどと兵器の輸出契約を締結した場合、今年の防衛産業の輸出額は200億ドル(約2兆9000億円)を上回るとしている。韓国の防衛産業輸出額はこの10年間、年20億~30億ドル程度にとどまっていたが、世界の安全保障環境の変化に伴う兵器需要増で昨年は過去最高の72億5000万ドルを記録した。昨年はすでにこれを超え、100億ドルを突破している。

かつてはアジアと北米が中心だった韓国の兵器輸出先が中東、欧州、中南米、オセアニア、アフリカにまで拡大しつつあるとし、輸出製品も従来の弾薬や艦艇だけでなく戦車などの機動兵器、火力兵器、航空機、誘導兵器などに多角化している。韓国は昨年7月、ポーランドから戦車K2、装甲車、戦闘機FA50など10兆ウォン(約1兆円)以上の大規模輸出受注に成功している。昨年末までにオーストラリアと装甲車レッドバック(50億~75億ドル)、マレーシアとFA50(7億ドル)、ノルウェーとK2(17億ドル)、エジプトとK2(10億~20億ドル)などの輸出契約を締結できれば、年間輸出額200億ドル達成も可能。

一方で、韓国の防衛産業輸出の支援制度は依然として先進国レベルに達していないとして、改善の必要性が指摘されている。


関連記事

[ 2023年03月14日 08:01 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp