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韓国半導体装備、中国輸出封鎖でリスク変わらず

米国政府が半導体補助金を受ける企業に対する対中投資制限の方針を多少緩和し韓国半導体企業の「チャイナリスク」が一定部分軽減されたという評価が出ている。

だが補助金を受けるために充足しなければならない他の細部条件と半導体装備輸出統制に対する変数が残っており、サムスン電子とSKハイニックスなど韓国企業は依然として困惑している状況だ。

米商務省は21日、CHIPS法補助金支援と関連したガードレール(安全装置)条項の細部規定を公開した。補助金を受ける場合、向こう10年間は中国など海外の懸念国で先端半導体生産能力を5%(汎用半導体は10%)以内で拡張できるようにすることが核心だ。

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生産能力の量的拡大を5%以内に制限するという意味は工場で生産される半導体の量に限度を置くのではなく、投入されるウエハーの数を制限するという意だ。半導体は原板のウエハーに印刷する形で生産するが、工程技術が発達するほど1枚当たりで生産される半導体チップの量は増える。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4de9f4292180cba9c7f47d373d7d9a631a6909b2

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最大の懸念は10月までに限定された韓国の対中半導体装備輸出統制措置だ。昨年10月に米国はサムスン電子とSKハイニックスに1年間一時的に中国工場のアップグレードに必要な装備を搬入できるようにする包括的承認を受けた。今年10月にはこの猶予措置が満了するため7~8月ごろ再交渉しなければならない。もしも米国がこれを続けて許容できないというならば中国への先端装備設備投入は不可能で、これは結局技術開発に対する制限が生じる恐れがある。

現在サムスン電子はNAND型フラッシュの40%を、SKハイニックスはDRAMの40%とNANDの20%を中国工場で生産している。特にメモリー半導体の場合、技術発展速度が速いため向こう10年間技術開発がなされなければ中国工場の実質的な経済性は落ちる。


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[ 2023年03月27日 08:06 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
> 工程技術が発達するほど1枚当たりで生産される半導体チップの量は増える

量的な生産力向上が見込めない中、管理人様も指摘していますが、技術革新がないと今後厳しい。
それが自力でできそうにないのは、このサイトで数々の技術軽視について指摘をされているとおりでしょうから、今後はかなり厳しいかと。
誰も韓国に手を貸さない現状ではなおさら。

韓国と生産構造が被る日本に韓国が今しきりにすりよっていますが、助けたらどうなったか、ここ15年でうんざりするほど日本は体験したところ。
韓国との付き合いを再開せねば!と読売をはじめ保守韓国に期待する層が大合唱ですが、あまりにも過去を無視しているし、大半の日本人の記憶にそぐわない。日本への具体的なメリットも提示できていませんし。
[ 2023/03/28 06:26 ] [ 編集 ]
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