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サムスン電子、日本に半導体の試作ライン検討…後工程の先端技術開発

半導体メーカー世界最大手の韓国サムスン電子が、後工程の試作ラインを日本に新設する方向で検討していることが分かった。日本には素材や製造装置の企業が集積しており、最先端の技術を開発する上で連携しやすいとサムスンはみている。事情に詳しい関係者5人が明らかにした。

回路の微細化が極限まで進んだ前工程に比べ、半導体を最終的に完成させる後工程はまだ進歩の余地が大きく、競争力強化に向けて半導体各社が技術開発に注力し始めている。サムスンが日本に後工程の試作ラインの設置を決めれば、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)に続く動きとなる。

関係者5人によれば、サムスンは前工程で出来上がった集積回路を用途に適した形に製品化する「パッケージング」のための試作ラインを設置する方向で検討を進めている。神奈川県横浜市の自社研究所近くで建設地を探しており、うち関係者1人によると、時期を含めて詳細はまだ確定していないが、投資規模は数百億円を見込む。

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サムスンが試作を含めて生産ラインを日本に設置するのは初めて。関係者の1人によると、計画はまだ初期段階で、サムスンは様々な選択肢を検討している。別の関係者は、日本を候補地とする理由を「人件費が安い上、有力な製造装置・素材メーカーが多く、エコシステム(企業同士の協業や連携)をつくりやすい」と説明する。
https://jp.reuters.com/article/samsung-japan-idJPKBN2VX0JD

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日本を候補地とする理由を「人件費が安い上、有力な製造装置・素材メーカーが多く、エコシステム(企業同士の協業や連携)をつくりやすい」と説明している。サムスンが試作を含めて生産ラインを日本に設置するのは初めてとなる。また計画はまだ初期段階で、サムスンは様々な選択肢を検討しているとしている。

現実には技術を得る事が目的となる。ウェハーに回路を形成する前工程は各社が莫大な資金を投じて線幅の微細化を進めてきたが、微細化技術の進化は限界にきており、後工程で集積回路に新機能を追加する需要が高まっている。データセンターや次世代通信技術などに対応した先端的なパッケージ技術が求められる中、サムスンは後工程市場に力を入れるため、昨年の組織改編でパッケージ技術の研究組織として「アドバンスド・パッケージチーム」を新設している。


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[ 2023年04月03日 09:10 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(2)
勝手主義企業の目的はやはりそこ
>現実には技術を得る事が目的となる 
日本側がそれを許してくれるといいね
人件費は安い、製品の歩留まりは高まるじゃいいことだらけ
日本を下請け扱い出来れば国家の留飲も下がるというものだ
しかし、現実はそうは問屋が卸さねえになるだろう
[ 2023/04/03 13:05 ] [ 編集 ]
チップレット
半導体の次世代組立実装のチップレットで
日本の組立実装メーカと組みたいのでしょう。
もうひとつは、日本では、部材調達と顧客連携が
やりやすくて、評価試験のサイクルタイムを短縮
できる、という期待。
[ 2023/04/03 17:14 ] [ 編集 ]
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