ドイツ半導体のビッグ4が一堂に、「AI・電気自動車に拍車」
先月27日(現地時間)、ドイツ東部ザクセン州ドレスデンの半導体産業団地「シリコンザクソニー」の郊外。
ドイツ最大手の半導体企業インフィニオンテクノロジーズの半導体生産施設前の空き地は、土を掘り出して積む掘削機とトラックなどの重機の轟音でいっぱいだった。同社のディアナ・カセラ広報マネージャーは、「300ミリ・ウェハー(半導体基板)のクリーンルームは、2026年秋から稼動する計画だ」と話した。国家重要産業である電気自動車用半導体の生産基地であるためか、空き地を鉄条網が取り囲んでおり、あちこちに防犯カメラが設置されているなど、厳重な警戒も目に入った。
グローバル先端半導体のサプライチェーンの主導権をめぐって、米国や韓国、台湾、日本、中国が激しい戦いを繰り広げている中、欧州で生産される半導体3つに1つを生産するシリコンザクソニ-でも大規模な投資が続いている。工事現場には、3年後、サッカー場3つの広さ(2万平方メートル)の規模のクリーンルームが追加で建設される。既存の生産施設(約4万平方メートル)が1.5倍に増える。車両用半導体グローバル1位のインフィニオンは、クリーンルームの増設に創業以来最大規模の50億ユーロ(約7兆ウォン)を投入している。
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ボッシュも今年、生産施設の増設に1億ユーロ(約1400億ウォン)を投入することにした。ザクセン経済開発公社のアルミン・レース情報通信技術(ICT)責任者は、「欧州連合(EU)が、加盟国の投資企業に大規模な支援金を与える『ヨーロッパ半導体法』の方針を明らかにした後、グローバル企業の投資の問い合わせが増えている」と話した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230403/4062943/1
米半導体大手インテルは昨年3月、ドイツ東部のマグデブルクに半導体の新工場を建設すると発表している。投資額は170億ユーロ(約2兆2000億円)で2027年から生産を始める。フランスやイタリアにも研究開発拠点などを設け、欧州連合(EU)の半導体産業誘致に応える。 インテルは21年に800億ユーロを投資してEUでの半導体の生産能力を拡大することを表明しており、その第1弾となる。マグデブルクには23年前半から2棟の工場を建設する。「インテルの最先端技術を使う半導体を出荷する」としている。3000人を雇用し、自社製品のほか受託生産(ファウンドリー)拠点としても活用する。

一方でドイツ政府は9日、独半導体メーカーのエルモス・セミコンダクターによる中国企業への工場売却を禁止すると閣議決定している。問題となったのは半導体のウエハー工場で、当初は中国の北京賽微電子の傘下で、スウェーデンにあるサイレックス・マイクロシステムズに約8500万ユーロ(約120億円)で売却する計画だった。およそ10カ月間にわたる政府の審査を経てから正式に承認される見通しだったが「審査期間の終了直前に禁止が決まった」(エルモス)という。 ドイツ政府は外国貿易法などに基づき、安全保障上の問題があると判断した外国企業の買収に対抗できるとしている。
ドイツ最大手の半導体企業インフィニオンテクノロジーズの半導体生産施設前の空き地は、土を掘り出して積む掘削機とトラックなどの重機の轟音でいっぱいだった。同社のディアナ・カセラ広報マネージャーは、「300ミリ・ウェハー(半導体基板)のクリーンルームは、2026年秋から稼動する計画だ」と話した。国家重要産業である電気自動車用半導体の生産基地であるためか、空き地を鉄条網が取り囲んでおり、あちこちに防犯カメラが設置されているなど、厳重な警戒も目に入った。
グローバル先端半導体のサプライチェーンの主導権をめぐって、米国や韓国、台湾、日本、中国が激しい戦いを繰り広げている中、欧州で生産される半導体3つに1つを生産するシリコンザクソニ-でも大規模な投資が続いている。工事現場には、3年後、サッカー場3つの広さ(2万平方メートル)の規模のクリーンルームが追加で建設される。既存の生産施設(約4万平方メートル)が1.5倍に増える。車両用半導体グローバル1位のインフィニオンは、クリーンルームの増設に創業以来最大規模の50億ユーロ(約7兆ウォン)を投入している。
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ボッシュも今年、生産施設の増設に1億ユーロ(約1400億ウォン)を投入することにした。ザクセン経済開発公社のアルミン・レース情報通信技術(ICT)責任者は、「欧州連合(EU)が、加盟国の投資企業に大規模な支援金を与える『ヨーロッパ半導体法』の方針を明らかにした後、グローバル企業の投資の問い合わせが増えている」と話した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230403/4062943/1
米半導体大手インテルは昨年3月、ドイツ東部のマグデブルクに半導体の新工場を建設すると発表している。投資額は170億ユーロ(約2兆2000億円)で2027年から生産を始める。フランスやイタリアにも研究開発拠点などを設け、欧州連合(EU)の半導体産業誘致に応える。 インテルは21年に800億ユーロを投資してEUでの半導体の生産能力を拡大することを表明しており、その第1弾となる。マグデブルクには23年前半から2棟の工場を建設する。「インテルの最先端技術を使う半導体を出荷する」としている。3000人を雇用し、自社製品のほか受託生産(ファウンドリー)拠点としても活用する。

一方でドイツ政府は9日、独半導体メーカーのエルモス・セミコンダクターによる中国企業への工場売却を禁止すると閣議決定している。問題となったのは半導体のウエハー工場で、当初は中国の北京賽微電子の傘下で、スウェーデンにあるサイレックス・マイクロシステムズに約8500万ユーロ(約120億円)で売却する計画だった。およそ10カ月間にわたる政府の審査を経てから正式に承認される見通しだったが「審査期間の終了直前に禁止が決まった」(エルモス)という。 ドイツ政府は外国貿易法などに基づき、安全保障上の問題があると判断した外国企業の買収に対抗できるとしている。
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連絡先 monma@asahinet.jp
納期延長、高値販売で業績好調。
自動車生産国に半導体新工場が集まる。
>自社製品のほか受託生産(ファウンドリー)拠点としても活用する。
能力が余れば、受託生産すればいいと。気楽な商売だ。