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IMF、韓国の成長見通し4連続引き下げ…高い輸出依存度が足引っ張る

国際通貨基金(IMF)が韓国の今年の経済成長見通しを4回連続で引き下げた。米国、中国、日本など主要20カ国(G20)のうち成長見通しが連続して下がったのは韓国が唯一だ。世界的な景気鈍化で輸出が振るわない状況で成長率反騰の契機をそれだけ見つけるのが難しいという見方が出ている。

IMFが11日に発表した経済見通し報告書を分析した結果、G20のうち8カ国の今年の成長率見通しが1月に出した見通しより下がった。韓国は今年の経済成長率が1.5%にとどまるものと予想したが、1月の1.7%より0.2ポイント下落した。毎年1月、4月、7月、10月に成長率見通しを出すIMFは、昨年4月に今年の韓国経済成長率を2.9%と予想したのに続き昨年7月に2.1%、10月に2.0%と、発表のたびに見通しを引き下げた。

今回今年成長見通しが下方修正された国にはドイツや日本なども含まれたが、連続で下がってはいない。IMFはドイツの今年の経済成長率を昨年10月にマイナス0.3%と予想したが今年1月に0.1%、4月にマイナス0.1%と調整した。

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韓国だけ成長率見通しが下がり続けることをめぐり、以前の予想より景気回復が遅いという見方が出ている。このため今年上半期は厳しく下半期には回復するという「上低下高」の期待と違い、下半期の景気反騰が難しいかもしれないとの懸念も出ている。実際にIMFは来年の韓国の経済成長見通しを2.4%と1月に予想した2.6%より引き下げている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d50c20a4e184a701eb338e0a3e646e09119933f

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国際通貨基金(IMF)は今年、韓国の経済成長率の予測値を1.5%へと0.2%ポイント引き下げた。昨年7月と10月、今年1月に続き、4回連続の下方修正となる。中国をはじめグローバル経済の回復が遅く進み、先進国の金融市場の不安まで重なり、韓国経済はさらに萎縮するものと予想した。このような状況を考慮して、韓国銀行は基準金利を3.5%で2回連続据え置き、1.6%に設定した今年の成長率予測を低くする可能性が高くなった。

IMFは、今年の世界経済の成長率の予測値を2.9%から2.8%に、韓国は1.7%から1.5%に下げた。10大経済国のうち4連続で予測値が下落したのは、韓国と日本、ドイツだけだ。緊縮による先進国の消費低迷や国際サプライチェーンの撹乱による経済衝撃が、製造業や輸出強国に集中したためだ。一方、米国や英国などは予測値が高くなり、中国は5.2%の予測が維持された。


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[ 2023年04月13日 07:37 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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