韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  IMF、4カ国の家計負債に警告…韓国のDSR増加幅が最も大きい

IMF、4カ国の家計負債に警告…韓国のDSR増加幅が最も大きい

国際通貨基金(IMF)が韓国経済に対する警報を相次いで鳴らしている。韓国の不動産プロジェクトファイナンス(PF)不良可能性を最近警告したIMFは最近の報告書で韓国の経済成長見通しを4回連続で引き下げたのに続き家計負債リスクまで警告した。

IMFが11日に発表した経済見通し報告書を分析した結果、韓国の今年の経済成長見通しは昨年4月の2.9%から昨年7月に2.1%、10月に2.0%、今年1月に1.7%、4月に1.5%と4回連続で下方修正された。米国、中国、日本など主要20カ国(G20)のうち成長見通しが連続で下落したのは韓国が唯一だ。世界の景気鈍化で輸出が振るわない状況で成長率反騰の契機をそれだけ見つけるのが難しいという見方が出ている。

しかもIMFが今回まとめた「世界金融安定報告書」で家計負債脆弱国と指摘された4カ国に韓国が含まれた。IMFはスウェーデン、ベルギー、フランス、韓国の場合、家計負債から始まったリスクが経済全体に広がっていると指摘した。その根拠として家計部門の総負債償還比率(DSR)を提示した。DSRは家計が一定期間返さなければならない貸付元利金が所得で占める割合を意味する。

スポンサードリンク


IMFが国際決済銀行(BIS)の方式に基づいて算出した韓国の家計負債償還比率は昨年4-6月期に13.4%を記録した。IMFが家計負債健全性を点検した主要17カ国のうちオーストラリアの13.7%の次に高かった。韓国の家計は稼ぎのうち13%以上を負債と利子を返すのに使ったという意味だ。日本や米国、ドイツなどはこの比率が韓国の半分水準である6~7%台にすぎなかった。
https://japanese.joins.com/JArticle/303167?servcode=300§code=300

2023-04-13-k008.jpg

急な金利上昇に昨年7-9月期の家計向け貸付が減少した。1~9月の累積で家計向け貸付は昨年末より3000億ウォン減った。関連統計を作成してから初めてデレバレッジ(負債縮小)が進んだ。だが家計向け貸付減少額よりクレジットカード使用額が大幅に増え家計が金融会社に作った負債は過去最大を記録した。

韓国銀行がに発表した「昨年7-9月期の家計信用」(速報値)によると、7-9月期基準で家計信用残高は1870兆6000億ウォンで前四半期より2兆2000億ウォン増えた。統計作成が始まった2003年以降で最も大きい規模。家計信用は銀行など金融機関と公的金融機関から受けた家計向け貸付とカード使用金額(販売信用)などを含む家計の借金を意味する。


関連記事

[ 2023年04月13日 08:23 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp