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韓国の半導体輸出額、先月もマイナス34%

先月も半導体産業の両軸とされるメモリー・システム部門の輸出がともに減少した。厳しい時期を送っている半導体の反騰は依然として道のりが遠いが、輸出減少傾向の鈍化やコスト拡大など小さな希望も見せた。

13日、産業通商資源部によると、先月のICT(情報通信技術)輸出額は157億8000万ドル(約2兆900億円)で、前年同期比32.2%減少した。約14年ぶりの最大減少幅で、9カ月連続の逆成長だ。半導体・ディスプレイ・携帯電話などの輸出が全般的に下降傾向を見せている。

特に、「1位輸出品」である半導体輸出額は87億3000万ドルで、1年前より33.9%減少した。昨年8月から8ヵ月連続減少している。主力分野であるメモリー(-44.3%)が9カ月連続で減少した一方、システム(-18.4%)も3カ月連続で減少傾向を続けた。今年に入ってメモリー・システムいずれも輸出が停滞しているもようだ。

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中国、ベトナム、米国など主要国への半導体輸出は相次いでマイナスとなった。世界景気の鈍化にともなう需要弱化、メモリー単価下落が依然として残っているためだ。8ギガDラムの固定取引価格は昨年1~4月3.41ドルから今年1~3月1.81ドルへと半分になった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49c22ae1f5ab291f8f7acaea235a41d1acf4f731

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韓国と台湾の輸出はともに昨年前半をピークに減少基調。1月の実質輸出は韓台合計で前年比-8%。なかでも、輸出の約2割を占める中国・香港向け機械類・輸送機器の不振が顕著。 この背景として、巣ごもり消費の終息によるハイテク需要の減少で半導体市場が悪化している。 また米国による対中規制の影響で中国経済が停滞したことが指摘可能。今後も、こうした要因が輸出を下押しする。

半導体市場は昨年から在庫調整局面入り。先端半導体やメモリー半導体を主に製造する韓国と台湾は、パソコンやスマートフォン向け需要の急減により在庫が急増。なかでも、台湾では、半導体が不足していた2020年頃に、生産能力を大きく増強したことから、出荷に比べて在庫が大幅に増加。在庫調整は少なくとも2023年半ばまで続くとみている。


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[ 2023年04月15日 07:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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