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韓国経済が危機的状況で「中国離れ」が鮮明

韓国経済が危機的な状況になりつつある。これは支持率低迷に苦しむ尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権にとって致命傷となりかねず、早急に立て直す必要があるが、その際の経済・外交政策は、前大統領の文在寅(ムン・ジェイン)氏の政策とは対極をなすものになるだろう。

半導体輸出の不振を反映し、経常収支は2カ月連続で赤字となった。輸出の減少は対中輸出の減少が大きく響いている。 国際通貨基金(IMF)は韓国経済に関する警鐘を鳴らし続けている。IMFは、韓国の今年の経済成長率見通しを1年間継続して下方修正している。IMFが「家計債務脆弱国」と指摘した4カ国のうちには韓国も含まれている(残る3カ国はスウェーデン、ベルギー、フランス)。

危機感を反映し、韓国銀行(韓銀)は物価が上昇していても、2月に続き4月も基準金利の引き上げを見送った。 韓国経済は、どこを見ても危機的な状況を示唆している。これを打ち破るためには、文在寅政策を根本的に改める必要がある。

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輸出依存度が高い韓国は、世界景気の影響を大きく受ける。景気鈍化で韓国の主要輸出品目である半導体などの製造業関連需要が急減した。韓国の生産の10%、輸出の20%を占める半導体の景気が酷寒期を迎える中、サムスン電子の1~3月期の営業利益は前年同期比96%減の6000億ウォン(約600億円)となった。 中国が新型コロナに伴い経済封鎖したことの影響もあった。中国は防疫を緩和し、「リオープニング」したというが、これによる輸出回復は期待ほどではない。
長文です。 詳細はこちら https://diamond.jp/articles/-/321433

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今年1~3月期の名目国内総生産(GDP)に対する民間債務(家計負債+企業負債)規模は216.3%と過去最大水準であり、今後金利が上がれば滞納が0.3ポイント増えるとしている。現代自動車が29年ぶりに韓国国内に新工場を設置することになった。それは尹錫悦政権が過激労組・民主労総の政治的な動きと経済を麻痺させるストを封じる行動に出ている点が大きい。

韓国経済の成長エンジンであった中国との関係が転機を迎えている。その象徴的なものが、前述の通り、韓国の輸出の割合が1位の中国から米国にシフトしている。対中輸出の空白を対米輸出が埋めた格好である。米国市場で自動車輸出が好調を続ければ、米国の割合が20年ぶりに中国を逆転する可能性もある。

普通に考えれば、日韓貿易のマイナスを韓米貿易で相殺し、韓中貿易で利益を得るというのが本来の韓国貿易であるから、今後も中国との貿易のマイナスを補填するほどの韓米貿易拡大は難しい。他の新興国貿易を模索する必要がある。韓中貿易においても事業提携を経て他国で競争力を増す必要もあると思うが…。 基本的に中国なしでの米国経済は成り立たない。 中国を敵に回すほどに韓国経済は補填できなくなる。


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[ 2023年04月18日 07:54 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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