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サムスン製スマホの検索エンジン、MSビングに変更か

米ニューヨーク・タイムズは16日、サムスン電子がスマートフォン「ギャラクシー」シリーズに基本搭載される検索エンジンを従来のグーグルからマイクロソフト(MS)の「Bing(ビング)」に変更することを検討していると伝えた。グーグルのOS(基本ソフト)であるアンドロイドを採用しているギャラクシーが重要機能である検索をビングに変更すれば、スマートフォン市場で大きな波紋を呼ぶほか、検索エンジン界の王者であるグーグルの地位に深刻な打撃が避けられないとみられる。

同紙は「サムスンがMSのビング採用を検討し、グーグルがパニックに陥った」と伝えた。過去12年間、サムスン電子は年間2億5000万台のスマートフォンでグーグルを基本検索エンジンとして採用してきた。グーグルはサムスンとの契約によって、アンドロイド陣営で事実上独占的地位を築き、年間数兆ウォン(数千億円)を売り上げている。しかし、最近MSが検索エンジンのビングにオープンAIの人工知能(AI)チャットボットであるチャットGPTを搭載し、検索機能を改善すると、サムスン電子は競争力を強化するため、MSとの提携を検討し始めた。

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スマートフォン世界首位のサムスン電子がグーグル離れを起こせば、グーグルはモバイル検索エンジン市場で大きな打撃を受けかねない。広告売上減と影響力縮小につながる可能性が高い。現在グーグルとサムスンは契約延長について交渉を進めている。サムスンは「まだ正確な立場を明らかにするのは困難だ」としている。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/18/2023041880009.html

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GalaxyなどのAndroidスマートフォンを開発するサムスンが自社端末でデフォルトに設定される検索エンジンをGoogle検索からMicrosoft Bingに乗り換えようとしていることが判明し、これに対して焦ったGoogleがAI機能を備えた検索エンジンを提供するためのプロジェクト「Magi」を急速に進めている。Googleはサムスン端末のデフォルトの検索エンジンになることで推定30億ドル(約3900億円)の収益を上げていることから、Googleは焦りを見せているとの事。

脱Googleの動きに対抗するためにGoogleが展開しようとしているのが、「Magi」というプロジェクト名で開発されている新しい検索エンジン。この検索エンジンはGoogleが開発する大規模言語モデル「PaLM」を利用した対話型AIを搭載しており、ユーザーはキーワードの組み合わせではなく文章で検索することが可能になる。ただし、最初は検索エンジンをまるごと作り直すのではなく、既存のGoogle検索に「AIによるコーディング自動生成機能」を実装したものになるという。

また、AIの助けを借りてGoogle Earchの地図技術を使ったり、対話型AIとの会話を通じて楽曲を検索したりといった取り組みも模索されている。対話型AIを使ってイメージ検索した結果で画像を生成する機能や、対話型AIとの会話を通じて言語習得を可能にする機能も検討されており、さらに、Google Chromeでネットサーフィンをしながら、対話型AIに質問できるようにするという「Searchalong」というサービスも開発されている。


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[ 2023年04月18日 09:24 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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