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輸出を牽引する韓国自動車、テスラが火つけた値下げ競争に直面

産業通商資源部は「輸出単価の高いEVなどエコカーの輸出が初めて7万台を超え、輸出好調の中心となった」と述べた。自動車輸出全体のうち、EVなどエコカー(乗用車基準)の割合は、2022年の23.9%から27.3%(2023年3月)に増加した。

エコカーの輸出は対昨年同期比79.5%増の7万1781台、輸出額は2倍近く増えた22億7千万ドル。現代自動車・起亜自動車の資料によると、今年1~3月に両社が世界市場で販売したEVは計13万5499台で、昨年同期より76.4%増えた。特に、内需を除いた海外販売台数は10万4517台で、昨年同期より93.4%増加した。

このような成長速度が今後も続くかは不透明だ。EVなどエコカー市場の競争が一層激化する兆しを見せているからだ。最近、米国のEVメーカーのテスラが欧州とシンガポールなどで販売されるモデルの価格を5~10%引き下げるという海外メディアの報道が相次いだ。世界2位のEVメーカーが、価格を下げて市場シェアを引き上げる攻撃的な戦略に乗り出しているという意味だ。

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ドイツのフォルクスワーゲンも今年2万5000ドル(約340万円)以下のEVを発売するという目標を明らかにした。EV市場が「安い大衆車」に再編される過程で、メーカー間の競争が激しくなる様子だ。最大の自動車市場の一つである米国が現地生産車両に補助金を与える政策を施行し、消費者がどのような判断をするかも売れ行きに大きく影響するものとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/86ca5ee192f9aca1cefbec69d774ef122f153bc0

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テスラやGM、フォード、ステランティスなど米国完成車メーカーだけが世界最大の自動車市場の一つである米国の補助金の恩恵を受ける。韓国の現代自動車と起亜自動車、従来の補助金支給対象だった日本とドイツの自動車メーカーの電気自動車(EV)も除外された。現代自動車の「アイオニック5」や起亜自動車の「EV6」などの主要輸出EV車種は、1台当たり7500ドルの補助金を受けられず、今後テスラの「モデル3」より1万ドル以上高く販売せざるを得ない状況が続く。

現代自動車と起亜自動車の主要EVモデルとテスラの2022年~2023年初めの米国内販売価格を比較したところ、アイオニック5の販売価格(ディーラー社供給価格基準)は4万1450ドル、EV6は4万8700ドルだ。一方、テスラのモデル3は補助金(7500ドル)のおかげで、3万5490ドルで購入できる。テスラは昨年下半期から数回にわたって政府補助金の特典条件(セダン価格5万5千ドル以下など)を満たすため、車の価格を積極的に引き下げた。テスラだけでなく、米EV市場2位のフォード(7.6%)も最近、EV価格を引き下げた。


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[ 2023年04月19日 08:10 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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