10分で80%急速充電、三星SDIが新EVバッテリーを披露
三星(サムスン)SDIは19日、18~27日に中国上海の国立展示センターで開かれるオート上海2023に参加すると発表した。オート上海は、「オートチャイナ」と呼ばれる中国モーターショーの一つで、上海と北京で交互に開催される。三星SDIは2014年から今年まで、計5回オートチャイナに参加した。今回の展示で、三星SDIは顧客企業対象の非公開ブースを設け、最新のバッテリー技術と製品を展示する。顧客企業のニーズを反映した多様な製品と技術を披露する。
三星SDIは、電気自動車の走行距離と充電速度を向上できる「高エネルギー密度」と「急速充電」技術を採用した第6世代角形バッテリー(P6)などのバッテリー製品を紹介した。P6とは、陽極材のニッケルの割合を91%に高め、陰極材にシリコン素材を採用して従来の第5世代角形バッテリー(P5)比エネルギー密度を10%以上向上させた製品だ。P6は、製造工法の改善により10分で80%以上の充電が可能な急速充電技術を搭載し、2024年の量産を準備している。
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三星SDIは、46ファイの円筒形バッテリーの実物も披露した。46ファイ製品は、従来の円筒形バッテリーに比べてサイズを大きくし、性能を最大化した新規プラットフォームだ。また、2027年の量産を控えた全固体バッテリーのロードマップを発表し、バッテリー技術の発展方向も提示した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230420/4101154/1

米国エネルギー省(DOE)はEV向けバッテリーの超急速充電を次のように定義している。バッテリーの比エネルギー200Wh/kg以上、充電スタンドの出力400kw以上で、10分以内に車載バッテリーを80%まで充電し、航続距離322キロメートル分の電力を充電できること。まず2023年にEVの急速充電時間(80%まで充電)を15分以内に短縮させる短期目標を定めている。
中国巨湾技研の超急速充電システムは高い電流値に対応している。常温でEVやバッテリーパックを0%から80%まで充電するのにかかる時間は3Cで15分、6Cなら8分となり、米国が設定した2023年の目標値および超急速充電の定義をすでに満たしている。(編集部注:Cとはバッテリーの充放電特性を示すCレートのこと。0%から1時間で満充電できる電流値を1Cとし、数値が高いほど大電流で充放電できる)
巨湾技研の開発した6CのXFCバッテリーは広州汽車の「AION」に搭載され、EVの充電技術としては世界最速を記録した。3CのXFCバッテリーを搭載した「AION V plus」はすでに市場で販売されており、6Cバッテリー搭載モデルも近く発売されるという。
三星SDIは、電気自動車の走行距離と充電速度を向上できる「高エネルギー密度」と「急速充電」技術を採用した第6世代角形バッテリー(P6)などのバッテリー製品を紹介した。P6とは、陽極材のニッケルの割合を91%に高め、陰極材にシリコン素材を採用して従来の第5世代角形バッテリー(P5)比エネルギー密度を10%以上向上させた製品だ。P6は、製造工法の改善により10分で80%以上の充電が可能な急速充電技術を搭載し、2024年の量産を準備している。
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三星SDIは、46ファイの円筒形バッテリーの実物も披露した。46ファイ製品は、従来の円筒形バッテリーに比べてサイズを大きくし、性能を最大化した新規プラットフォームだ。また、2027年の量産を控えた全固体バッテリーのロードマップを発表し、バッテリー技術の発展方向も提示した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230420/4101154/1

米国エネルギー省(DOE)はEV向けバッテリーの超急速充電を次のように定義している。バッテリーの比エネルギー200Wh/kg以上、充電スタンドの出力400kw以上で、10分以内に車載バッテリーを80%まで充電し、航続距離322キロメートル分の電力を充電できること。まず2023年にEVの急速充電時間(80%まで充電)を15分以内に短縮させる短期目標を定めている。
中国巨湾技研の超急速充電システムは高い電流値に対応している。常温でEVやバッテリーパックを0%から80%まで充電するのにかかる時間は3Cで15分、6Cなら8分となり、米国が設定した2023年の目標値および超急速充電の定義をすでに満たしている。(編集部注:Cとはバッテリーの充放電特性を示すCレートのこと。0%から1時間で満充電できる電流値を1Cとし、数値が高いほど大電流で充放電できる)
巨湾技研の開発した6CのXFCバッテリーは広州汽車の「AION」に搭載され、EVの充電技術としては世界最速を記録した。3CのXFCバッテリーを搭載した「AION V plus」はすでに市場で販売されており、6Cバッテリー搭載モデルも近く発売されるという。
≪ 韓国経済の対外依存度、9年ぶりに100%突破 | HOME | インドネシアが台湾にいる同国人35万人の撤収計画を策定 ≫
安全規格
UN ECE R100-02という車載リチウムイオン電池の国連協定規則が
あって、初期特性の試験を定めている。
例えば、衝撃試験=火災、爆発の兆候がなければ合格。
経時変化に関する規定はないようだ。
中国には電気自動車の安全規格があって、
「5分以内にバッテリーの火災や爆発の可能性がある場合、
BMS(バッテリーマネジメントシステム)が警告を発して、
ドライバーが脱出する時間を確保する必要がある」
中国は、電池は危険があるという前提。中国の方が現実的だ。
あって、初期特性の試験を定めている。
例えば、衝撃試験=火災、爆発の兆候がなければ合格。
経時変化に関する規定はないようだ。
中国には電気自動車の安全規格があって、
「5分以内にバッテリーの火災や爆発の可能性がある場合、
BMS(バッテリーマネジメントシステム)が警告を発して、
ドライバーが脱出する時間を確保する必要がある」
中国は、電池は危険があるという前提。中国の方が現実的だ。
[ 2023/04/20 11:19 ]
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