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韓国、先端電池技術を開発へ 官民で150億ドル投資

韓国産業通商資源省は20日、政府と電池メーカーが2030年までに共同で20兆ウォン(151億ドル)を投資して、固体電池を含む先端電池技術を開発すると発表した。

声明で「この共同投資により韓国は他国に先駆けて固体電池の商業生産を開始することが可能になる」と表明した。世界の電気自動車(EV)用電池大手5社のうち、LGエナジーソリューション、サムスンSDI、SKオンの3社が韓国企業で、世界のEV用電池市場で合わせて4分の1以上のシェアを占める。

同省によると、3社は製品と製造のイノベーションセンターとなる試作品工場を国内に建設する。固体電池や円筒形車載電池「4680」、コバルトフリー電池などの先端製品を海外拠点で大量生産する前に同工場で試験製造する。

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電池向け正極材の国内生産能力を4倍にし、電池生産関連機器の輸出を3倍にすることを目指すとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0539ef7f8d9f105f6bce2f4950ee1847fd01fbb

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固体の電解質に酸化物系の素材と硫化物系の素材を使うという、大きく分けて2つの方向で進んでいます。酸化物は抵抗が高いので小さなチップ型の電池製品になりそうです。一方で、硫化物は現行の電解液より抵抗が小さいので、リチウムイオン電池よりも良い電池になるのではと期待されています。硫化物系は主に車載向けの大型電池の開発で採用されている。

日本は基礎研究の蓄積があり、産業界がいち早くその可能性に気づいて3大自動車メーカー(トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ)の全てが開発をしている状況。海外でも研究開発が活発になっており、特に米国、中国、韓国、英国、ドイツなどはものすごい勢いだ。基礎研究を中心に国のプロジェクトが進んでいる国もあれば、ベンチャーを中心に開発している米国のような例もある。

欧州はもともと基礎研究に強く、自動車メーカーもあるので様々なプロジェクトが急速に進んでる。また、液体を固体に置き換えるだけでなく、固体に適した電池の構成や製造プロセスの研究も進んでいる。日本の企業や研究機関が全固体電池に懸けているのは、電池の限界がもっと引き上げられるのではという期待からで、基礎研究段階でメリットは示せているものの、 市場投入に向けた大型化にはかなりの努力が必要だ。


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[ 2023年04月21日 07:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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