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ドル安なのにウォン安進む不思議な流れ続く理由

ドル高の勢いが衰えたにもかかわらず、ウォンが回復の兆しを見せず、ウォン安が続いている。専門家たちは貿易収支の赤字など韓国経済の基礎体力が弱くなっている点を理由に挙げている。韓国政府が下半期に行くほど輸出環境が改善されると期待している中、ウォンの価値が回復するかが注目される。

20日のソウル外国為替市場で、ドルに対するウォンの相場は前取引日より2.9ウォン高の1ドル=1322.8ウォンの終値を記録した。一時、1ドル=1332.3ウォンまで下がり、昨年11月29日(1342ウォン)以来約5カ月ぶりの安値だった。終値基準では4営業日ぶりにウォン安が進んだ。

「キングドル」と呼ばれ価値が上昇したドルは、今年に入って米国連邦準備理事会(FRB)の金融政策の不確実性によりドル安が進んでいる。主要6カ国の通貨(ユーロ、円、ポンドなど)に対するドルの価値を示すドルインデックスは今月19日101.94で、年明け(1月3日)より2.47%下落した。これはドルの価値がそれだけ下がったという意味だ。

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通常、ドル安が進めば、ウォンが上がる可能性が高い。ドルが弱くなったことで相対的にウォンの価値が高くなりうるからだ。しかし、同期間の対ドルウォン相場はむしろ4.30%下がり、「ドル安」と「ウォン安」が同時に進んだ。そして先月中旬からはドルインデックスとウォン相場の方向が交差する様子も見せている。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/46536.html

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韓国の通貨ウォンが対ドルでウォン高方向に揺り戻している。2022年9月に1ドル=1439ウォンと年初比で21%下落し、13年ぶりの安値を付けたものの、22年末には1279ウォンまで戻した。米連邦準備理事会(FRB)が急速な利上げを減速するとの見方からウォン安に歯止めがかかった。韓国銀行(中央銀行)は22年11月、政策金利を0.25%引き上げて年3.25%とした。

米韓金利差の広がりによるウォン売りを避けるため、過去1年あまりで計2.75%引き上げてきた。韓国では1997年のアジア通貨危機の苦い経験から、外国資金の引き揚げへの警戒感が強い。足元で主力産業の半導体市況が悪化し輸出に急ブレーキがかかる。燃料価格高騰も背景に22年は過去最大の貿易赤字となった。経常収支の悪化に伴うウォン売り圧力も根強く、結果、再びウォン安に振れている。、


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[ 2023年04月21日 08:29 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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