昨年の韓国車世界シェア7.3%、前年比小幅下落
韓国自動車産業協会(KAMA)が21日発表した報告書によると、海外主要8市場における韓国車の2022年のシェアは7.3%で、21年の7.7%から0.4ポイント下落した。 韓国車は米国、欧州、ブラジル、東南アジア諸国連合(ASEAN)などでシェアを伸ばしたが、インドでは小幅下落した。地政学的リスクが続く中国とロシアでは、シェアの下落幅がやや大きかった。
世界の主要市場で25.3%と最も高いシェアを記録した欧州車は、前年比1.8ポイント下落した。2位は日本車の25.3%で、同1.9ポイント下落した。 中国車のシェアは19.5%と3.7ポイント上昇し、米国車(18.3%)を初めて上回った。KAMAは、内需市場を中心に電気自動車(EV)メーカーの比亜迪(BYD)など自国ブランドが成長したためだと分析した。 世界の自動車市場が停滞・下落基調であるにもかかわらず、昨年のEV市場は前年比43.4%成長した。
各市場でEVが占める割合は欧州(46.3%)、中国(31.2%)、米国(12.3%)が高く、残りの市場は2%未満だった。ただ、年間成長率をみるとASEANは810.0%、ブラジルは50.0%、インドは30.4%と急激に増加しており、今後大幅な成長が見込まれる。
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KAMAの姜南薫(カン・ナムフン)会長は「世界の自動車市場で電動化へのシフトが急激に進み、中国のシェア拡大が現実のものとなる一方、各国政府は環境規制を強化しながらも自国産業の支援政策を打ち出しており、韓国自動車産業の競争力喪失が懸念される」と指摘。「EVへの生産転換と未来自動車の技術確保はもちろん、政府の税制・技術支援や外交努力も重要だ」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/971da2d38530eda103896b6e484be0a32383c490

国内生産は、上半期はロシアのウクライナ軍事侵攻、中国の新型コロナウイルス対策に伴う都市封鎖などによるサプライチェーンの混乱、自動車向け半導体の供給不足などの影響を受けた。しかし、下半期に入り、半導体の供給状況が好転したことで生産が増加した。その結果、通年では前年比8.5%増の375万7,049台と、2015年以来7年ぶりに増加に転じた(表1参照)。その結果、韓国は中国、米国、日本、インドに次ぐ、2022年自動車生産台数世界5位の座を維持した。
韓国2大メーカーの海外生産台数をみると、現代自動車は前年比1.7%増の216万429台だった。ロシアのウクライナ侵攻によるロシア工場の稼働中止、中国における販売減少の影響を受け、ロシアと中国での生産台数が大幅に減少した。他方、ロシア、中国以外は2桁成長を記録した。さらに、インドネシアでは、ASEAN地域における初の生産工場が2022年に竣工(しゅんこう)した。同社は、ASEAN市場攻略に向けて同工場を戦略的橋頭保として活用し、今後、生産規模を年産25万台規模に拡大する計画だ。起亜は、インド、米国、メキシコで生産が大幅に増加し、前年比22.1%増の141万4,367台だった。
世界の主要市場で25.3%と最も高いシェアを記録した欧州車は、前年比1.8ポイント下落した。2位は日本車の25.3%で、同1.9ポイント下落した。 中国車のシェアは19.5%と3.7ポイント上昇し、米国車(18.3%)を初めて上回った。KAMAは、内需市場を中心に電気自動車(EV)メーカーの比亜迪(BYD)など自国ブランドが成長したためだと分析した。 世界の自動車市場が停滞・下落基調であるにもかかわらず、昨年のEV市場は前年比43.4%成長した。
各市場でEVが占める割合は欧州(46.3%)、中国(31.2%)、米国(12.3%)が高く、残りの市場は2%未満だった。ただ、年間成長率をみるとASEANは810.0%、ブラジルは50.0%、インドは30.4%と急激に増加しており、今後大幅な成長が見込まれる。
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KAMAの姜南薫(カン・ナムフン)会長は「世界の自動車市場で電動化へのシフトが急激に進み、中国のシェア拡大が現実のものとなる一方、各国政府は環境規制を強化しながらも自国産業の支援政策を打ち出しており、韓国自動車産業の競争力喪失が懸念される」と指摘。「EVへの生産転換と未来自動車の技術確保はもちろん、政府の税制・技術支援や外交努力も重要だ」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/971da2d38530eda103896b6e484be0a32383c490

国内生産は、上半期はロシアのウクライナ軍事侵攻、中国の新型コロナウイルス対策に伴う都市封鎖などによるサプライチェーンの混乱、自動車向け半導体の供給不足などの影響を受けた。しかし、下半期に入り、半導体の供給状況が好転したことで生産が増加した。その結果、通年では前年比8.5%増の375万7,049台と、2015年以来7年ぶりに増加に転じた(表1参照)。その結果、韓国は中国、米国、日本、インドに次ぐ、2022年自動車生産台数世界5位の座を維持した。
韓国2大メーカーの海外生産台数をみると、現代自動車は前年比1.7%増の216万429台だった。ロシアのウクライナ侵攻によるロシア工場の稼働中止、中国における販売減少の影響を受け、ロシアと中国での生産台数が大幅に減少した。他方、ロシア、中国以外は2桁成長を記録した。さらに、インドネシアでは、ASEAN地域における初の生産工場が2022年に竣工(しゅんこう)した。同社は、ASEAN市場攻略に向けて同工場を戦略的橋頭保として活用し、今後、生産規模を年産25万台規模に拡大する計画だ。起亜は、インド、米国、メキシコで生産が大幅に増加し、前年比22.1%増の141万4,367台だった。
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