韓国経済News

2023年4月25日、韓国では最近、「日本を訪れた韓国人観光客がコンビニ弁当やファーストフードで食事を済ませることが不思議だ」とのいう日本人ジャーナリストの発言が波紋を呼んでいる。そうした中、ネット掲示板に「韓国人が日本旅行でお金を使わない理由は何だ？」とのスレッドが立ち、注目を集めている。

スレッド主は「韓国人観光客が日本でお金を使わないとうわさになっている」とした上で「最近は日本行き航空券の値段が上がっていて、最低でも40万ウォン（約4万円）はする。それは購入するのになぜ日本ではお金を使わないの？」と問い掛けている。

これに他のネットユーザーからは「日本に行く韓国人は主にお金のない若者だから」「お金をかけなくても楽しめるからみんな日本に行く」「40～50代は良いホテルに泊まって快適な店で食事するだろうけど、若者はコンビニを利用し、やきとりにビールを飲み、ドンキホーテでお土産を買うのが普通」「日本だけでなく韓国人はどこへ行ってもそう。行くことが大事で、何をしに行くかは重要じゃない」「お金をたくさん使ってくれるのは中国人観光客」などの声が寄せられている。
https://www.recordchina.co.jp/b913077-s39-c60-d0191.html

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日本政府観光局が発表した統計「2017年12月推計値」によると、昨年訪日した外国人観光客は前年比19.3％増の2899万900人（暫定値）。そのうち韓国人観光客は、前年比40.3％増の714万200人に上ったという。実に、訪日外国人観光客の4人に1人が韓国人だった。日本で彼らが購入していく日本の商品も、どこか生活感に満ち溢れている商品が多く、“知日派”が増えている印象がある。



そんななか日本を訪れる韓国人は、相対的にそれほど多くのお金を使っていないということも明らかになっている。日本の国土交通省観光庁が発表した、訪日外国人の消費動向を調査した結果を見みると、２０１７年、訪日外国人旅行者の消費額は4兆4161億円。国籍・地域別に見ると、1位は中国で1兆6946億円と全体の38.4％を占めていた。2位は台湾（5744億円・13.0％）で、韓国は3位（5126億円・11.6％）に留まった。

訪日した外国人観光客全体の約25％は韓国人だったが、日本で使ったお金は全体の約12％。１人当たりの消費額も韓国人は7万円台と、中国人の3分の1にも満たない。

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