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ドル安なのにウォンはさらに落ち込み、一時1340ウォン台

ウォン相場が26日に一時今年に入って最安値水準を更新した。最近ドルが下落傾向にあるが、ウォン相場はさらに深刻な落ち込みを見せている。内外経済だけでなく外交状況でも緊張感が高まり為替相場に影響を及ぼしているという分析が出ている。

この日ソウル外国為替市場で対ドルのウォン相場は前日より4.10ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1336.30ウォンで取引を終えた。取引開始直後には1340ウォンまでウォン安が進み年初来安値となった。ウォン相場が取引時間中に1340ウォン台に入ったのは昨年11月から約5カ月ぶりだ。

この日の為替相場変動は米国銀行圏の不安が再点火したことに影響を受けた。米国の中小地方銀行であるファーストリパブリック銀行で大規模引き出しが発生していたことが明らかになり株価は前日の半分になった。銀行に対する不安感が安全資産であるドルに対する市場の選好を高めたというのが専門家の分析だ。

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NH先物のキム・スンヒョク研究員は「米国の銀行の安定性への懸念がリスクを回避しようとする心理を誘発した。取引時間中にこうした心理が一部落ち着き1340ウォンに向かって行ったウォン相場が一部戻った」と説明した。最近のドルは値下がりが続いている。年内に米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の引き下げに出るだろうという予想が多くなり、円と人民元が強気を見せ相対的にドル相場が下がるだろうという見通しが出ている。
https://japanese.joins.com/JArticle/303703?servcode=300§code=310

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ドル高の勢いが衰えたにもかかわらず、ウォンが回復の兆しを見せず、ウォン安が続いている。専門家たちは貿易収支の赤字など韓国経済の基礎体力が弱くなっている点を理由に挙げている。ドルは今年に入って米国連邦準備理事会(FRB)の金融政策の不確実性によりドル安が進んでいる。主要6カ国の通貨(ユーロ、円、ポンドなど)に対するドルの価値を示すドルインデックスは今月19日101.94で、年明け(1月3日)より2.47%下落した。

ウォン安の背景には、韓国経済の基礎体力の悪化がある。今年に入って先月20日までの累積貿易赤字は241億3千万ドルで、昨年同期より3倍以上高い。史上最大を記録した昨年の年間貿易収支赤字規模(478億ドル)の半分をすでに上回った。今月に入っては、韓国企業に投資した外国人投資家らが配当金を受け取ったことで増えたドルの需要も、外国為替市場の需給に影響を与え、海外取引を通じて、ドルが流出している。


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[ 2023年04月27日 09:04 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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