中国自動車市場に変革、日系メーカーは存亡の危機
2023年4月27日、中国メディアの新浪汽車は、新エネ車へのシフトが急速に進む中国自動車市場で、日系ブランドが厳しい状況に追いやられつつあるとする文章を掲載した。
文章は中国国内の自動車市場について、各メーカーによる値下げ競争の中でも消費者は様子見の姿勢を崩しておらず、3月の市場は全体的に見ると低調だったものの、新エネルギー車は引き続き好調で生産台数が前年同期比44.8%増の67万4000台、販売台数が同34.8%増の65万3000台に達したと紹介した。
一方で、同月のトヨタの中国新車販売台数は同18.5%減の13万6400台、ホンダは同18.8%減の8万2000台、マツダに至っては同46.17%減の6000台と日系ブランドが大不振にあえいでいると指摘。「これらのデータからは、中国国産新エネ車の台頭に伴い、日系に代表される既存メーカーが徐々に中国市場を失いつつあることが容易に見て取れる」と評した。
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そして、新エネ車の時代を迎えつつある中で従来の日系ブランド車は「すでに何の強みを持たなくなった」とし、テスラやBYDをはじめとする米中の新エネ車ブランドがより環境に優しく、経済的で、内装や車内空間、乗り心地、インテリジェントなシステムといった点で化石燃料車を大きくリードするようになったのに対し、日系車は「マンネリ化した内装、いささか時代遅れの車載システム、機械的な乗り心地」であると断じた。
https://www.recordchina.co.jp/b913272-s25-c20-d0193.html

中国自動車工業協会(CAAM)が発表した2022年の自動車販売台数は前年比2.1%増の2,686万4,000台、生産台数は3.4%増の2,702万1,000台だった。販売台数と生産台数はともに2年連続で増加した。なお、CAAMによると中国は14年連続で世界最大の自動車市場を維持したという。通年の販売および生産台数は増加したが、月別にみると12月の販売台数は前年同月比8.4%減の255万6,000台、生産台数は18.2%減の238万3,000台と、全国的な新型コロナウイルスまん延などの影響より11月から2カ月連続の減少となった。

販売台数の内訳は、乗用車が前年比9.5%増の2,356万3,000台、商用車が31.2%減の330万台だった。新エネルギー車は93.4%増の688万7,000台となり、販売台数全体に占める割合は25.6%に達した。CAAMによると、中国の新エネルギー車販売は8年連続で世界1位を記録した。
2022年の自動車輸出台数は、外国企業の供給不足や中国企業の競争力上昇などより、前年比54.4%増の311万1,000台となった。2021年に200万台を突破し、2022年8月から単月30万台を超えている。2022年1~11月の輸出台数ベースでは、メキシコ向けが前年同期比2.6倍の21万9,000台で最大、続いてサウジアラビア(20万5,000台)、チリ(20万1,000台)の順となっている。新エネルギー車に限ると、輸出先上位3カ国はベルギー、英国、フィリピンだった。
文章は中国国内の自動車市場について、各メーカーによる値下げ競争の中でも消費者は様子見の姿勢を崩しておらず、3月の市場は全体的に見ると低調だったものの、新エネルギー車は引き続き好調で生産台数が前年同期比44.8%増の67万4000台、販売台数が同34.8%増の65万3000台に達したと紹介した。
一方で、同月のトヨタの中国新車販売台数は同18.5%減の13万6400台、ホンダは同18.8%減の8万2000台、マツダに至っては同46.17%減の6000台と日系ブランドが大不振にあえいでいると指摘。「これらのデータからは、中国国産新エネ車の台頭に伴い、日系に代表される既存メーカーが徐々に中国市場を失いつつあることが容易に見て取れる」と評した。
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そして、新エネ車の時代を迎えつつある中で従来の日系ブランド車は「すでに何の強みを持たなくなった」とし、テスラやBYDをはじめとする米中の新エネ車ブランドがより環境に優しく、経済的で、内装や車内空間、乗り心地、インテリジェントなシステムといった点で化石燃料車を大きくリードするようになったのに対し、日系車は「マンネリ化した内装、いささか時代遅れの車載システム、機械的な乗り心地」であると断じた。
https://www.recordchina.co.jp/b913272-s25-c20-d0193.html

中国自動車工業協会(CAAM)が発表した2022年の自動車販売台数は前年比2.1%増の2,686万4,000台、生産台数は3.4%増の2,702万1,000台だった。販売台数と生産台数はともに2年連続で増加した。なお、CAAMによると中国は14年連続で世界最大の自動車市場を維持したという。通年の販売および生産台数は増加したが、月別にみると12月の販売台数は前年同月比8.4%減の255万6,000台、生産台数は18.2%減の238万3,000台と、全国的な新型コロナウイルスまん延などの影響より11月から2カ月連続の減少となった。

販売台数の内訳は、乗用車が前年比9.5%増の2,356万3,000台、商用車が31.2%減の330万台だった。新エネルギー車は93.4%増の688万7,000台となり、販売台数全体に占める割合は25.6%に達した。CAAMによると、中国の新エネルギー車販売は8年連続で世界1位を記録した。
2022年の自動車輸出台数は、外国企業の供給不足や中国企業の競争力上昇などより、前年比54.4%増の311万1,000台となった。2021年に200万台を突破し、2022年8月から単月30万台を超えている。2022年1~11月の輸出台数ベースでは、メキシコ向けが前年同期比2.6倍の21万9,000台で最大、続いてサウジアラビア(20万5,000台)、チリ(20万1,000台)の順となっている。新エネルギー車に限ると、輸出先上位3カ国はベルギー、英国、フィリピンだった。
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