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韓国製品が中国で不人気…第1四半期の対中輸出が3割近くも急減

中国税関総署が発表した貿易統計によると、今年第1四半期の韓国の中国本土向け輸出額は前年同期比28.2%減の382億ドル(約5兆2300億円)だった。

韓国メディアによると、第1四半期の中国の輸入額が前年同期比7.1%減となる中、韓国の中国本土向け輸出額の減少幅は、中国の23の主要な貿易パートナーの中で最も大きかった。中国本土向け輸出規模は昨年の2位から5位に順位を落とした。中国の輸入に占める韓国の割合も前年同期の8.1%から6.2%に低下した。

韓国の中国本土向け輸出が大幅に減少したのは、半導体輸出不振の影響が大きいと分析される。韓国貿易協会と韓国銀行(中央銀行)によると、半導体に対する世界的な需要の減少とメモリー市場の価格下落により、第1四半期の韓国の半導体輸出は前年同期比40%減少した。

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韓国貿易協会上海支部が3月に発表した報告書は、中国の消費者1000人を対象に実施したアンケート結果に基づき、「中国国内で最近、韓国製品の人気が落ち、消費者がそっぽを向いている」と結論付け、SNS上で議論を引き起こした。韓国対外経済政策研究院北京事務所のイ・サンフン所長は「中国市場での韓国製品のパフォーマンスに影響を与える要因はたくさんあるが、中国ブランドの台頭と製品の質の向上が最も根本的な理由だ」と分析している。
https://www.recordchina.co.jp/b913393-s39-c20-d0192.html

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中国の消費者の多くは、韓国の商品を購入しなかった理由(重複回答)として、商品レビュー(35.9%)、国のイメージ(34.6%)、競争力不足(33.6%)などをあげた。韓国に代わる国としては中国(58.2%)を最も多くあげ、続いて欧州(17.3%)、米国(14%)、日本(10.5%)などをあげた。同報告書は「コロナ禍以降、韓中交流が大きく減ったうえ、中国国内の消費トレンドの変化についていけなかったことで、韓国製の地位が大きく下落した」と分析した。

この5年間で最も多く購入した韓国商品は美容製品(58%)、食品(55.5%)、衣類(45.2%)などの主要消費財。コロナ禍前の2020年と比べると順位は変わっていないが、購入経験は食品(-9ポイント)、美容製品(-2.1ポイント)、衣類(-0.8ポイント)と全てにおいて下落した。


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[ 2023年05月02日 08:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
スマホ、家電、化粧品…
韓国産でメジャーなものはまあ結構ありますが、いずれも後発組が追いつける。
過渡期を過ぎた中国市場における韓国産。

THAAD問題を解決しない限り、中国が優遇措置をとることもないでしょう。ましてや最近の韓国の親米化の流れなら。
韓国産業の生き残りの手始めは、この状況を一つの時代の終わりと捉えられるかどうかでは。
[ 2023/05/02 16:43 ] [ 編集 ]
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