韓国経済News

韓国貿易協会の具滋烈（ク・ジャヨル）会長が9日に日本の大阪で、関西を代表する経済団体・関西経済同友会との懇談会に出席した。具氏は韓日首脳が3月、今月と互いに訪問し会談したことに触れ「韓日関係に薫風が吹き、両国の経済協力が加速している」と評価しながら、関西との協力強化に期待を示した。同協会が伝えた。

同氏は韓国貿易協会も韓国商品展示商談会や未来産業協力に関する韓日フォーラムを開催するなど、民間交流を活性化させるための事業に取り組んでいると紹介した。

関西経済同友会の角元敬治代表幹事（三井住友銀行副会長）は歓迎のあいさつで、関西は2次電池産業の開発・生産拠点で韓国企業との供給網（サプライチェーン）協力が見込まれるとした後、両国の未来志向の関係を目指し韓国貿易協会と協力拡大、交流活性化を図る考えを示した。

スポンサードリンク

双方はこの日、関西経済同友会関係者の8月の訪韓に合わせ業務協約を締結することで一致した。　韓国貿易協会は「韓日企業人による対話チャンネルを構築し、企業人の交流を拡大していく」と説明。韓日貿易での困りごとを解消するための活動も積極的に進めるとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15d984acc243eeecaa4a982c25e4cbb6b261ff2d



韓国貿易協会東京支部は韓・日間の交流拡大、韓国企業の日本市場への進出拡大、進出企業の権益擁護支援などを目的として、1948年に設立された。東京支部は本部及び日本国内の関連機関との様々な連携を通じて、展示商談会や市場開拓団の参加支援、ビジネスマッチング、日本経済・市場動向などの情報提供、韓国企業の対日ビジネスの苦情事項の調査・提案などを行っている。又、1993年に創立された駐日韓国企業連合会（韓企連）事務局を兼任して韓・日両国の政府と業界をつなぐ架け橋としとなっている。韓国貿易協会東京支部は会員企業様の対日ビジネスサポーターとして、日本市場の開拓に力を入れている。

一方の関西経済同友会は、戦後の荒廃がまだ癒えぬ1946年（昭和21年）、日本経済の堅実な再建を標榜する若手経済人有志が結集して創立した経済団体。本会の特色は、自由主義経済に根ざす日本経済の健全な発展のために、社会のオピニオン・リーダーの一員たる企業経営者が個人の資格で参画し、時代を一歩先取りして自由に大胆に発言・行動することにある。国際活動を大きな活動の柱としてとらえ海外調査団の派遣、国際シンポジウムの開催などによる各国の政治家・経済人等との交流を重視してきた。その一方、関西、特に大阪を活動の拠点とする本会は、関西地域の活性化に強い関心をもって、これまでに数多くの提言を行い、多くのプロジェクトの推進に努めている。

---

関連記事 中国に輸出する韓国企業の８０％が「年内の輸出回復は難しい」（05/11） 韓国経済副首相、　日本の新潟で開かれるＧ７財務相会議に出席（05/11） 日本との「半導体・水素経済・観光」にも期待＝韓国（05/11） 米半導体市場で「中国製半導体低迷の隙間」埋めたのは韓国ではない（05/10） 韓国のＬＳ電線、オランダで２兆ウォン台の直流ケーブル受注（05/10） 韓国貿易協会トップが関西訪問…協力強化に期待 韓国が日本から輸入した素材・部品・設備、規制前より増加（05/10） 韓国・多重債務の自営業者の割合が70％超（05/10） 韓国製バッテリー、韓国の経済成長率を毎年０.３ポイント引き上げか？（05/10） 世界の半導体業績悪化…利上げの長期化や景気後退懸念（05/09） 韓国企業、ドル高に超緊張…１ドル＝１５００ウォンにも備え（05/09）

---