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韓国のLS電線、オランダで2兆ウォン台の直流ケーブル受注

LS電線が欧州・北海の海上風力団地からドイツ・オランダ内陸まで続く2兆ウォン台の送電ケーブル供給契約を獲得した。歴代最大規模の直流(DC)電力ネットワーク事業で、グローバル電線企業が単独受注した歴代最高額プロジェクトとなる。

8日、LS電線はオランダ国営電力会社「テネット(TenneT)」から超高圧直流送電(HVDC)ケーブル事業を受注したと明らかにした。北海の海上風力団地とドイツ~オランダ内陸をHVDCケーブルで連結する合計8兆~9兆ウォン規模の建設プロジェクトのうち、LS電線はベルギー建設会社Jan De Nul・DENYSとコンソーシアムを形成して全体3兆~4兆ウォン規模のプロジェクトを獲得した。これを通じて525キロボルト級の地中・海底HVDCケーブルを2026年から供給することになった。

このうちLS電線の送電ケーブル供給金額が2兆ウォン台に達する。業界関係者は「今までは全世界電力ネットワーク市場の95%以上が交流だった」とし「今や直流市場が開かれつつある」と話した。

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1880年代後半に広がった「電流戦争」でエジソンとテスラはそれぞれ直流(DC)システムの安全性、交流(AC)の経済性を強調して互いに電気システム標準を巡って争った。その後発電・送電には交流が適合しているとの判断で1903年全世界すべての発電所が交流電気を生産し始めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d07403bfb6d47c4c3eb6881245cd5730dca5702

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今回のプロジェクトは北海海上風力団地とドイツとオランダ内陸をHVDCケーブルで結ぶ事業。 LS電線はベルギー建設会社のJan De Nul、DENYSとコンソーシアムを構成して受注し、 2026年から525kV級の海底および地中ケーブルを供給する予定だ。TenneTは今回のプロジェクトを控え、主要電線メーカーに入札参加条件として1年間の長期信頼性試験を要求し、 LS電線は昨年10月、TenneTの技術仕様と国際標準などによって行われた試験に成功。

HVDCはAC(交流)に比べて大容量の電流を低損失で遠くまで送ることができ、長距離送電網を中心に導入が増えている。 海上風力、太陽光など新再生エネルギーにもHVDCケーブルが使われる。今回供給する525kV級はHVDCの中で最高電圧で、従来の320kV級に比べて送電量を画期的に増やし、電圧型(VSC)技術を適用して送電方向を自由に変えることを可能にした。


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[ 2023年05月10日 08:33 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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