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韓国ウイスキー業界が好調

韓国のウイスキー業界が昨年、軒並み好業績を上げた。新型コロナウイルス禍にウイスキーブームが盛り上がったうえ、おおむねMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)を中心にハイボールの人気が高まっており、今年も好調が続く見通しだ。

韓国金融監督院の電子公示システムによると、ゴールデンブルーは昨年、前年同期比68.4%増の2323億ウォン(1ウォン=約0.1円)を売り上げ、営業利益も513億ウォンで161.7%増えた。売上高が2000億ウォンを超えたのは初めてだ。バルベニ、グレンフィディックなどを輸入するウィリアムグラントアンドサンズコリアの昨年の売り上げは24%増の496億ウォン、営業利益は95.7%増加した184億ウォンだった。

ウイスキー輸入会社FJコリアも2021年の売り上げ305億ウォンから昨年は483億ウォンに伸びた。ウイスキーの輸入額・輸入量も増えており、過去最高を達成した。関税庁の貿易統計によると、昨年のウイスキー輸入額は2億6684万ドル(約350億円)で前年より52.2%増えた。

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韓国農水産食品流通公社のデータによると、昨年の輸入量は2万7038トンで前年比72.6%拡大した。今年は飲食など主要遊興市場が正常化することもあり、ウイスキー輸入量は昨年よりさらに増える可能性がある。実際、今年第1四半期のウイスキー輸入量は8443トンで、前年同期比78%増。統計開始以来、歴代第1四半期としては最高を記録している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9f8f128e196a1beccefabcf97b3c2815a48efdc

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一方日本では、2022年の日本産酒類の輸出金額は1392億円となり、前年同期の1147億円に比べて21・4%増と大幅に増加した。日本産酒類の輸出金額は、2021年に初めて1000億円を突破。過去最高となっていたが、2022年はそれをさらに上回った。

品目別の輸出金額は、ウイスキー=560億7800万円(21・5%増)、清酒=474億9200万円(18・2%増)、リキュール=136億1000万円(12・8%増)、ビール=107億4500万円(46%増)、ジン・ウォッカ=49億7000万円(46・5%増)、焼酎=21億7200万円(24・4%増)、ワイン=6億8600万円(0・1%減)、その他=34億7000万円(12・6%増)――となり、ウイスキーや清酒が引き続き好調に推移したほか、ビールやジン・ウォッカは前年を大きく上回った。

輸出金額の上位国(地域)は、中国=394億8800万円(23・3%増)、アメリカ=267億8000万円(12・5%増)、台湾=120億2900万円(29・3%増)、香港=115億9300万円(21・4%減)、シンガポール=82億3700万円(62・6%増)、フランス=61億8500万円(7・6%増)、オーストラリア=56億1900万円(34%増)、韓国=55億7600万円(101・8%増)。


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[ 2023年05月13日 08:06 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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