韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  韓国最大の海運会社HMM、今年第1四半期の営業利益が前年同期比90%減

韓国最大の海運会社HMM、今年第1四半期の営業利益が前年同期比90%減

HMM(旧現代商船=Hyundai Merchant Marine)の今年第1四半期の営業利益が、昨年第1四半期に比べ90%減少した。海上運賃が1年間で大幅に下落した影響だ。

HMMは15日、今年第1四半期の売上と営業利益はそれぞれ2兆816億ウォン(約2118億円)、3069億ウォン(約312億円)だったと明らかにした。昨年同期に比べ売上は58%、営業利益は90%減少した。当期純利益も同じ期間に2兆8464億ウォン(約2897億円)減少した。

会社側は「海運市場の運賃が新型コロナ以前の水準に正常化した。昨年第1四半期は平均4851ポイントだった上海コンテナ運賃指数(SCFI)が、今年第1四半期には平均969ポイントに下落した」と話した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/46740.html

スポンサードリンク


韓国船社HMMが15日に発表した2023年第1四半期(1~3月)決算は、当期純利益が前年同期比91%減の2850億ウォン(約2億1300万ドル)だった。コンテナ荷動きの減少と運賃下落により、前年同期と比べて大幅な減益となった。売上高は58%減の2兆820億ウォン(約15億5900万ドル)、営業利益は3070億ウォン(約2億3000万ドル)だった。

2023-05-16-k007.jpg

HMMは、韓国の大手海運会社である。旧社名は現代商船であり、2016年に現代グループから分離・独立した。コンテナ定期船事業では、商船三井、ネプチューンオリエントラインズと共にザ・ニュー・ワールド・アライアンスを形成している。2016年に、経営正常化を目的として現代グループの系列会社から独立し、韓国産業銀行が筆頭株主となった。

韓国最大・世界有数の海運企業だった韓進海運が2016年に破綻して消滅し、韓国の海運業は大きく地位低下したが、韓国政府は2018年に海運再建5か年計画を策定し、現代商船を中心に海運業へ政策投資を行った。これにより現代商船は超大型コンテナ船の受領を進め、破綻前の韓進海運の船腹量を上回る船腹量を保有するに至った。2020年4月1日に、海運アライアンスの1つである「ザ・アライアンス」への加入と合わせて、HMMへと社名を変更した。


関連記事

[ 2023年05月16日 08:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp