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コスピ上場企業の利益半減、金融危機以来最悪の業績

景気減速の影響で、総合株価指数(コスピ)の上場企業の第1四半期(1~3月)の営業利益と純利益が、前年同期に比べて半減した。コスピ上場企業の利益が50%以上減ったのは、グローバル金融危機に見舞われた2009年第1四半期以降初めて。上場企業各社は今年、全般的に振るわない業績を出すだろうが、下半期に緩やかな回復傾向を見せる可能性があると専門家たちは予測している。

17日、韓国取引所と韓国上場会社協議会によると、コスピ上場企業622社の第1四半期の連結基準の純利益は18兆8424億ウォンで、昨年同期比57.68%(25兆6779億ウォン)減少した。営業利益も52.75%減の25兆1657億ウォンに止まっている。ただ、売上高は697兆3744億ウォンで、5.69%増加した。全体売上の9.14%を占める三星(サムスン)電子を除いても、営業利益と純利益はそれぞれ37.34%と47.98%減少した。

業種別では、17業種のうち機械(73.64%)や非金属鉱物(25.98%)、運輸装置(124.56%)など5業種を除いた残りの12業種で営業利益が減少した。

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コスダック上場企業も、情報技術(IT)と製造業同伴不振の影響で、収益性と財務安定性が共に悪化した。コスダック上場企業1115社の連結基準の第1四半期の営業利益と純利益は、それぞれ2兆4902億ウォンと2兆4950億ウォンで、前年同期比それぞれ42.2%と26.3%減少した。売上高は7.5%増の67兆6036億ウォンを記録した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230518/4163353/1

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韓国取引所のメーンボードに相当する有価証券市場(KOSPI)上場企業による今年1-3月の収益は前年同期比で半減し、1-3月としては世界的な金融危機当時の2009年以後で最悪を記録した。最大の輸出品目である半導体の景気低迷が業績悪化につながった。上場企業の利益が50%以上減少したのは、2009年以来で初めてだ。09年には営業利益と純利益が前年同期比でそれぞれ57%、82%減少した。

売上高は697兆3744億ウォンで、前年同期を5.7%上回った。それでも利益が急減したのは、収益性が悪化したことを示している。ウォン安・物価高・高金利が依然として企業に重荷となった。 年初来の半導体景気は世界的な景気低迷の影響で記録的な悪化を示した。1-3月のDRAMの平均国際価格は、昨年10-12月に比べ20%下落した。サムスン電子の1-3月の営業利益は6402億ウォンで、前年同期(14兆1214億ウォン)に比べ95%も急減した。SKハイニックスは前年同期2兆8596億ウォンの黒字から今年1-3月は3兆4023億ウォンの赤字に転落した。


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[ 2023年05月18日 08:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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