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今の状況は第一次世界大戦直前と類似…キッシンジャー氏の警告

米中デタントの主役であるヘンリー・キッシンジャー元米国務長官が、世界が現在、第一次大戦前夜のような危険極まりない状況に置かれており、人工知能(AI)が米中の全面戦争勃発の可能性を高めていると診断した。

キッシンジャー氏は17日、英誌「エコノミスト」とのインタビューで、米国と中国が覇権争いを加速化させ、「どちらも政治的譲歩の余地がほとんどないため、世界は今や均衡をめぐるどんなかたちの撹乱でも災いに近い結果をもたらしかねない、典型的に第一次世界大戦直前と類似した状況にある」と述べた。

キッシンジャー氏は、米中衝突によって第三次世界大戦が勃発する可能性があるとみる背景には、双方の「戦略的誤解」があると分析した。また、中国には米国が衰退の道に入ったため、中国が代わりにその地位に就くべきであり、米国は決して中国に平等に接する意思がないと考える人々がいる一方、米国では中国が世界制覇を目指しているという誤解が広がっていると述べた。しかし、「中国は強くなろうとしているが、ヒトラーのように世界を支配しようとはしていない」と強調した。

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キッシンジャー氏は、米中戦争が全面戦争に突き進まず共存する可能性もあるが、今は台湾が戦略的対決意図と戦略的誤解を試す舞台になっていると語った。そして、1972年にリチャード・ニクソン米大統領と中国の毛沢東主席が台湾問題について話し合ったことを思い出す必要があると強調した。同氏は、毛沢東主席が台湾について「彼らは一握りの反革命分子だ」としながらも、「我々は100年を待つこともできる」と述べたと伝えた。
https://japan.hani.co.kr/arti/international/46781.html

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キッシンジャー氏はさらに、日本が5年以内に核開発に乗り出す可能性があると予想した。北朝鮮と中国による核の脅威にさらされている日本は、約6千発の核弾頭を製造できるプルトニウムと製造技術、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に転用できる高度なロケット技術を保有している。ジョー・バイデン米大統領は、副大統領時代だった2016年6月、中国の習近平国家主席に「日本は1日で核を作る能力がある」と語ったことを明らかにしている。


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[ 2023年05月20日 08:00 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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