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対中貿易赤字時代、中国現地の現代自動車滄州工場が7年で閉鎖か

工業団地の一角にある現代モービスの工場だ。工場正門で働くある警備員は「今日は生産をしない日」だと言った。「いつから生産を中断しているのか」と聞くと、「昨日も一昨日も生産していない。明日は生産すると聞いている」とし、「最近は毎日は生産していない」と話した。

現代自動車は、中国国内の4番目の現地工場として滄州に工場を建ててからわずか7年で、工場閉鎖を考えている。現代自動車は起亜自動車と合わせて2016年に中国の自動車市場でシェアを10%(179万台)にまで高め、中国工場を5カ所に増やした。しかし1カ所は売却し、4カ所は稼動を中断するか、稼動率を大幅に下げている。現代・起亜自動車の中国市場におけるシェアが最近は1%台にまで急落しているためだ。

滄州から北に60キロ離れた天津のウィニア大宇電子の工場も、しばらく稼動を中断していたかのように工場内はがらんとしていた。工場の入口に「ようこそ」とハングルで書かれた色あせた看板が、ここが韓国企業の工場だったことを示している。

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ウィニア電子はこの場所で冷蔵庫や洗濯機などを生産し、売り上げは年間2千億ウォンを超えていたが、今年2月に工場を中国企業に売却した。ウィニアの関係者は「不況と消費心理の萎縮で在庫が急増したことで生産が急減した。コロナ禍中もほとんど生産できていなかった」、「今年初め、中国国籍の企業に工場を売却した」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c7b1302ccd9362b42fa18e908045bb412b18941

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中国市場で振るわない韓国・現代自動車が、高性能ブランドでの反転を模索している。背景には、世界の主要市場はもちろん、世界最大の自動車市場に浮上した中国で、徐々に足場を失いつつあるとの危機感がある。業界では現代自動車が今回のモーターショーをきっかけに、昨年のシェアが1.2%にまで落ち込んだ中国市場で反転攻勢に乗り出したと見ている。

中国は電気自動車市場としての可能性が高い。昨年の自動車販売台数は前年比2.1%増の2686万台と韓国の14倍もの規模だ。 しかし、業界のある関係者は「現地の消費者トレンドとライバル会社への対応が迅速でなければ、再び失敗を繰り返すこともある」と警告する。


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[ 2023年05月25日 07:47 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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