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ドライバー自ら給油する「セルフ式ガソリンスタンド」、やってはいけないNG行為がある!

セルフ式GSではスタッフの姿が見えないことが多いですが、実は危険物取扱者の資格を持った「危険物取扱者」が保安を監督しているのです。総務省消防庁により、セルフ式GSの定義が下記のように定められています。

・顧客自らによる給油作業を監視し、及び制御し、並びに顧客に対し必要な指示を行う
・給油作業を直視等により適切に監視する
・放送機器等により、顧客の給油作業について必要な指示を行う
・火気のないことその他安全上支障のないことを確認した上で、制御装置を用いて給油作業を開始する

フルサービスのGS場合、このような安全確認作業を店舗スタッフが行いますが、セルフ式GSもそれは同様。店舗スタッフまたは遠隔監視装置にて安全確認を行い、安全確認後「給油承認ボタン」を押すことで燃料がノズルから出る仕組みになっています。


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そんなセルフ式GSでは、給油するドライバーがやってはいけないNG行為があるといいます。それは一体どのようなことなのでしょうか。 まず、「手を離して給油する」はやってはいけません。燃料の毎分あたりの給油量は、セルフ式GSでは毎分30リッターから35リッターとなります(フルサービスは毎分45リッター)。 毎分30リッターから35リッターというのは1秒あたり約0.58リッターの流量となり、500mlのペットボトルが1秒で空になる流量です。これだけの流量がある給油ノズルから、手を離して給油することは非常に危険になります。

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次に「電子機器(携帯・スマートフォン)を使用しながら給油する」こともNGとされています。 2000年に発表された「消防科学研究所報37号」では、GSの可燃性蒸気が爆発範囲内の濃度になっている怖れがある場所で携帯電話を使用した場合、この携帯電話が火源となって可燃性蒸気が着火するか否かについて研究が実施されました。

結果として、「発信実験924回、着信実験800回、バッテリ一着脱実験を4000回行ったが、爆発は発生しなかった」と発表されたのですが、最終考察部分で「当庁危険物課からの要請に基づき実施したが、安全に絶対は無く、また一般に災害は様々な要素が重なり合って発生するものであり、本研究結果から即、全ての携帯電話を、いかなる条件の下で使用しても安全だという結論を導くことには無理がある。安易に油断することなく、各種事故防止を念碩においての使用自粛が望ましい」とまとめられています。


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[ 2023年05月27日 08:40 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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