中国、電気自動車と造船まで世界1位…二次電池も韓国追い越す
自動車、造船、鉄鋼、繊維、家電、通信機器など伝統的製造業分野で中国はすでに世界最強の座に上った。自動車だけでも中国は今年1-3月期に伝統強者の日本を抜いて世界1位の自動車輸出国となった。中国自動車工業協会と韓国自動車モビリティ産業協会などによると、中国が1-3月期に自国で生産し海外に輸出した自動車は99万4000台で、同じ期間に95万4000台を輸出した既存の世界1位の日本を追い抜いた。中国の自動車輸出は2021年に韓国を上回り、昨年にはドイツまで押さえて世界2位に上がっている。
中国の自動車は10年ほど前まで韓国、ドイツ、日本の自動車をまねた「コピー品」と呼ばれ海外で冷やかされた。だが最近では電気自動車を前面に出して価格競争力と性能まで備えたという評価が増加している。米国がインフレ抑制法を導入し中国牽制に乗り出しているのに中国車は海外でよく売れているのだ。
中国の自動車輸出は2018年に100万台を記録した後、3年後の2021年に200万台を超え、昨年は311万台を記録した。大林(テリム)大学自動車学科の金必洙(キム・ピルス)教授は「中国が電気自動車を集中育成してきたのが15~20年前。中国政府の努力が実を結んでいるもので、いま奮発しなければ世界の電気自動車技術主導権が中国に渡るかも知れない」と評価した。
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韓国が2000年代初めから市場を先導してきた造船産業もやはり最近中国が世界1位に上がった。韓国は2021年に1位の座を中国に明け渡し、昨年も大きく押された。液化天然ガス(LNG)運搬船など一部高付加価値船舶分野では依然として韓国が優位を守っているが、最近になりその格差まで狭まっている。1桁台だった中国のLNG運搬船のシェアは昨年30%まで増えた。韓国産業研究院のイ・ウンチャン研究委員は「伝統製造業分野で世界1位になったのは中国の産業規模そのものがあまりにも大きく持続的技術投資などで産業生態系がすでにしっかり形成されているため」と話した。
https://japanese.joins.com/JArticle/304891?servcode=300§code=320

記事では、韓国が技術でリードしているというのも昔話と伝えている。交易国との競争力を測定する「貿易特化指数」の分析でもこの10年間に中高位・先端技術産業で相対的競争優位を占めた韓国の地位は「競合」に変化したとしている。中国経営研究所のパク・スンチャン所長は「これからは韓中の経済構造が似てきて現在よりさらに競争が激しくなるだろう。新しい韓中産業協力構造を模索しなければ対中輸出赤字を超え第三国市場、中間財でも『メイド・イン・チャイナ』に押されることになりかねない」と懸念するとした。
また二次電池をはじめ、次世代半導体、ディスプレー、電気自動車、バイオヘルス産業のなど5大新成長分野では中国にすでに大きく遅れをとっているとしている。2016年からの5年間に中国の5大新産業輸出のシェアは1.6ポイント拡大したのに対し、韓国は0.1ポイント下落。両国間の輸出シェア格差は2016年の6.4ポイントから2021年には8.1ポイントに拡大。CATLの昨年の世界販売実績は出荷量基準で270ギガワット時、シェアは39.1%に達する。
中国の自動車は10年ほど前まで韓国、ドイツ、日本の自動車をまねた「コピー品」と呼ばれ海外で冷やかされた。だが最近では電気自動車を前面に出して価格競争力と性能まで備えたという評価が増加している。米国がインフレ抑制法を導入し中国牽制に乗り出しているのに中国車は海外でよく売れているのだ。
中国の自動車輸出は2018年に100万台を記録した後、3年後の2021年に200万台を超え、昨年は311万台を記録した。大林(テリム)大学自動車学科の金必洙(キム・ピルス)教授は「中国が電気自動車を集中育成してきたのが15~20年前。中国政府の努力が実を結んでいるもので、いま奮発しなければ世界の電気自動車技術主導権が中国に渡るかも知れない」と評価した。
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韓国が2000年代初めから市場を先導してきた造船産業もやはり最近中国が世界1位に上がった。韓国は2021年に1位の座を中国に明け渡し、昨年も大きく押された。液化天然ガス(LNG)運搬船など一部高付加価値船舶分野では依然として韓国が優位を守っているが、最近になりその格差まで狭まっている。1桁台だった中国のLNG運搬船のシェアは昨年30%まで増えた。韓国産業研究院のイ・ウンチャン研究委員は「伝統製造業分野で世界1位になったのは中国の産業規模そのものがあまりにも大きく持続的技術投資などで産業生態系がすでにしっかり形成されているため」と話した。
https://japanese.joins.com/JArticle/304891?servcode=300§code=320

記事では、韓国が技術でリードしているというのも昔話と伝えている。交易国との競争力を測定する「貿易特化指数」の分析でもこの10年間に中高位・先端技術産業で相対的競争優位を占めた韓国の地位は「競合」に変化したとしている。中国経営研究所のパク・スンチャン所長は「これからは韓中の経済構造が似てきて現在よりさらに競争が激しくなるだろう。新しい韓中産業協力構造を模索しなければ対中輸出赤字を超え第三国市場、中間財でも『メイド・イン・チャイナ』に押されることになりかねない」と懸念するとした。
また二次電池をはじめ、次世代半導体、ディスプレー、電気自動車、バイオヘルス産業のなど5大新成長分野では中国にすでに大きく遅れをとっているとしている。2016年からの5年間に中国の5大新産業輸出のシェアは1.6ポイント拡大したのに対し、韓国は0.1ポイント下落。両国間の輸出シェア格差は2016年の6.4ポイントから2021年には8.1ポイントに拡大。CATLの昨年の世界販売実績は出荷量基準で270ギガワット時、シェアは39.1%に達する。
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