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尹大統領が「日韓関係改善」を急ぐ4つの理由

第1に、社会生活を過ごしてきた検事という視点からみた、日本へのあこがれがあるという。関係者の1人は「韓国の検事は、秋霜烈日で知られる、権力におもねらない日本の検察への憧憬がある」と語る。確かに、尹氏はソウルの日本大使館に派遣されている検事たちとも懇意で、大統領就任式典にも招待状を送るほどだった。

第2に、これも検事としての経験が作用しているのかもしれないが、論理的に結論を出すとそれに向かって一直線に走るというキャラクターだ。北朝鮮の軍事挑発が激しくなり、中国やロシアの影響力が強まるなか、韓国にとって自由民主主義陣営の結束が必要だと、尹氏は考えている。7日の共同記者会見でも「韓日関係の改善が両国の国民に大きな利益として戻ってくることを確認し(た)」と語った。

第3に、進歩勢力への反発がある。2019年から21年までの検事総長時代、文在寅政権から職務停止命令を受けるなど、散々嫌がらせを受けてきた。尹氏の外交ブレーンの1人は「文在寅政権の失政の代表例が韓日関係の破壊だったと、尹氏は考えている」と語る。

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また、第4に、米国の強い後押しがある。日韓両政府の関係者によれば、バイデン政権は繰り返し、日韓関係の改善の重要性を唱えてきた。尹政権が3月に対日改善策を発表すると、米政府関係者は様々なチャンネルを使い、日本側に「今度は日本が善意を見せる番だ」と語っていた。岸田首相の訪韓も、韓国政府側は当初、「日本の通常国会が終わった7月ごろではないか」とみていたが、5月に前倒しされた。背景には、米側の強い後押しがあったとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53b320509739e47f38b4faf3b715a8d8c111591?page=2

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尹氏に日韓関係についての具体的な戦略がない以上、「対日善隣外交」を続けられるかどうかは、国民の支持がどれだけ広がるかにかかってくる。また、韓国世論の6~7割が賛成している「独自核武装論」についても、国家安保室が米国との関係から「ありえない選択肢」としていたのに対し、尹氏は国民世論を気にはじめている。 更に尹政権を悩ませているのが、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出の動きだ。韓国政府は科学的に判断するとし、今月下旬に視察団を現地に送った。韓国では従来、「汚染水」と呼んできたが、視察団の説明資料では「(ALPS)汚染水」と併記するようになり、対応に苦慮している様子がうかがえる。


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[ 2023年06月01日 08:21 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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