韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  株価や債券の指数を作成・管理するMSCI…対韓投資の潜在性と株価バリュエーション弱める

株価や債券の指数を作成・管理するMSCI…対韓投資の潜在性と株価バリュエーション弱める

韓国は長年にわたり世界的なコングロマリットを香港より多く抱え、日本やスペインよりも高い購買力を誇り、ニュージーランドよりも長い平均寿命を記録している。3年前には一人当たりの国内総生産(GDP)で一時イタリアを追い越したこともあった。

しかし、株価や債券の指数を作成・管理するMSCIは毎年、韓国を新興国ステータスに分類してきた。これが、対韓投資の潜在性と株価のバリュエーションを弱めている。こうした状況にうんざりしている韓国政府は今年、MSCIによる6月の年次見直しに先立ち、監督当局が韓国の資本市場の改革に着手。これには、通貨市場へのアクセスを拡大する計画や空売り禁止を解除を検討する選択肢も含まれている。

この改革は、中国と日本、インドに次ぐアジア4位の経済大国である韓国が現在23カ国・地域から成る先進国の分類入りに値するとMSCIを説得することを意図し、マネーマネジャーが成熟した資本市場に抱く期待の体現を目指している。MSCIによる分類変更の可能性は、1兆8000億ドル(約250兆円)規模の韓国株式市場にとって非常に大きな意味を持つ。

スポンサードリンク


韓国の尹錫悦大統領は「時代遅れの規制」に対処し、少数株主の保護を強化することが最優先課題だと表明。長年の論点でありMSCIが障害と見なしてきたウォンの取引時間を延長することも尹政権は検討している。MSCIはコメントを控えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bc684e9d9d3e29668029736762aec098e2c67c9

2023-06-02-k001.jpg

MSCI世界株価指数とは、MSCI社が算出、公表している株価指数で、MSCIワールド・インデックスとも呼ばれる。MSCI社は、国別、地域別、産業分類別の指数や、先進主要国やエマージングなどマーケットタイプ別の指数など、多岐にわたってカテゴリー分け、ジャンル分けした多数のインデックスを提供している。なかでもこの世界株価指数は、日本を含む世界の主要23カ国の株式で計算された指数となっている。

日本国内で販売されている外国株式に投資している投資信託のベンチマークには、MSCI世界株価指数ではなく、MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く主要22カ国の株式で計算)が使われるケースが一般的。


関連記事

[ 2023年06月02日 10:39 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp