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韓国の対中国輸出が減少、米国・インド・ベトナム輸出多角化

韓国と中国の貿易構造が変わり、韓国輸出の中国依存度が低くなったことがわかった。最近は中国に代わって米国、インド、オーストラリアなどが輸出好調の相手国として名を連ねた。

韓国貿易協会国際貿易通商研究院は5日、こうした内容が盛り込まれた「対中国輸出不振と輸出市場多角化推移分析」報告書を発刊した。報告書によると、昨年の対中輸出は4.4%減少し、中国を除いた市場への輸出は9.6%増加した。特に、石油製品、石油化学、鉄鋼、自動車部品、ディスプレイ、二次電池、プラスチック製品などでは中国輸出の割合が急速に縮小され、他の輸出市場が拡大している。

中国輸出が減少傾向にある大部分の品目の場合、米国市場への輸出が増え、対インド輸出も石油化学、鉄鋼、ディスプレイ、二次電池、プラスチック製品など5品目が好調を見せた。ベトナムにも自動車部品、ディスプレイ製品の輸出が活発になっている。

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韓国貿易協会のチョ・ウィユン首席研究員は「ベトナムは韓国の中間財の輸出割合が高いが、自国の輸出の自立度が上昇している国家であるため、中国と類似した点が多い。技術力向上のための韓国企業の努力が伴ってこそ、輸出多角化に有利になる」と指摘している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d58b4cac3f6d35ee813da59ff8eae130cc9818b

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輸出立国の韓国にとって、中国は最重要の輸出先だ。2021年の韓国の輸出全体に占める対中輸出の割合は25.3%、これに香港を加えると31.1%にも達する。その結果、対中輸出の好不調が韓国の輸出全体に、ひいては韓国経済に、大きく影響を及ぼすようになった。2021年の韓国の対中輸出は1,629億ドルと、過去最高を更新した。

同年の輸出実績について、韓国政府は「4大輸出先の中国、ASEAN、米国、EUとも、過去最大の輸出額を記録した」「新型コロナウイルス感染症拡大の影響から脱却した」と述べ、対中輸出を含め、輸出が好調だったことを強調した。しかし、こと対中輸出に関しては、決して楽観視できる状況にない。かつて増加基調にあった対中輸出は2013年を境に局面が変化し、それ以降は伸び悩んでいる。


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[ 2023年06月08日 07:58 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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