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日本人気に沸く韓国、ノージャパンからゴージャパンに

韓国で会食する際のいま最大の話題は「円安と日本株高」だ。 「円安」「(日本の)株高」。これが圧倒的な関心事だ。 どうしてか、いつまで続くのか、という一般的な質問から、日本銀行の植田和男総裁はいつ金融政策をどのように転換するのか、さらに個別企業の業績見通しまで内容は様々だ。

日本経済といえば「失われた30年」と「超高齢社会」。成長がなくなって、「反面教師」に過ぎなかった。関心の対象ではなかった。 「円安」が急速に進んで、旅行先、買い物や食事を楽しむために関心が出た。それだけでない。株高や好調な企業業績までセットになると、がぜん経済全体に対する興味が出てきた。 韓国では、過去10年以上、円ウォンのレートといえば「1対10」が基準だった。 「100円=1000ウォン」といった具合に表示することが一般的だった。 つい2か月前の4月26日のレートは「100円=1004ウォン」だった。ところがそれ以降、急速に円安が進んだ。

昨年来の「ドル高」で、円もウォンも対ドルレートが弱含みだったが、円ウォンレートは大きく動かなかった。 ところが、ここへきて一本調子で対ウォンでも円安が進んだ。2023年6月19日午前9時前、韓国の外国為替市場で「100円=897ウォン」をつけた。一時ついに800ウォン台になった。 2015年6月25日以来、8年ぶりのことだ。

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日韓間の航空便はさらに増えており、一時はかなり高かった航空券料金もかなり「正常化」してきた。 最近は、仁川(インチョン)福岡往復で10万ウォン台の航空券も出始めている。 日本政府観光局がまとめた「訪日外客数(2023年4月推計値)」によると、2023年1~4月に日本を訪問した韓国人数は206万7700人で、全体の訪日外客数の30%を占めた。 超円安の追い風を受けてさらに訪問客が増えそうな勢いだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c769f67d48b1ee9b2362fb4d907b7fb6212c700

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韓国メディアによると、4大銀行(KB国民、新韓、ハナ、ウリィ)を合わせた「円販売額」(ウォンを円に交換した金額)は、2022年5月には62億8500万円だったが、2023年4月に228億3900万円、5月に301億6700万円となった。1年間で5倍になった。 また、2022年5月末時点で5445億2900万円だった4大銀行の円預金残高は、2023年5月末時点で6978億5900万円となった。 2023年4月末時点では5788億900万円だったので、1か月間で1000億円以上増えた勘定になる。 安い円を今のうちに買っておこう。こういう動きが活発になっている。


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[ 2023年06月22日 07:37 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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