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日本を超えた」と言われる韓国経済に忍び寄る「凋落」の気配

今ソウルは東京よりも割高な都市になった。国際的な人材管理会社ECAインターナショナルが207都市の生活費を調査したところによると、ソウルは9位、東京は10位だった。 こうして見てみると、韓国はさまざまな面で日本を上回っているようにも思える。こうした話題は韓国人の自尊心を心地よくくすぐるだろうし、日本人にとっては納得できない思いがあるだろう。

率直に言えば現在、韓国経済は苦境に陥っている。中央日報が「ピーク・コリア」の到来を指摘したように、すでに昔日の面影は失われつつある。 韓国政府は、上半期に停滞した景気が下半期に反騰する「上低下高」傾向を見込んでいるが、見通しは不透明だ。反騰するという予測の根拠は、半導体景気の反騰と中国のリオープニング(経済活動再開)効果への期待だという。ところが現実には中韓の間を冷ややかな風が吹き抜けている。中国経済の恩恵をどれほど受けられるのかは心もとない。

韓国経済の最大の難題は対中輸出の不振だ。対中輸出は昨年4月からほぼ1年にわたり減少傾向である。1-3月期の対中貿易赤字は78億ドル、貿易赤字の35%である。 だからこそ対中輸出の回復に期待を持つ人が少なくないのだが、現実問題として、新型コロナの防疫緩和に伴い中国の経済活動が再開しても韓国企業の対中輸出は増えていない。

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その一方で対中輸出の半分ほどしかなかった米国向けが増加し、対米輸出の割合は17.9%まで増加している。韓国の対米自動車輸出が好調ならば、今年中にも最大輸出先が米国にとって代わるという観測も出ている。 そのため、韓国が輸出を伸ばすためには中国市場と決別するという覚悟で新たな市場開拓と技術開発に力を入れなければならない。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75731

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サムスン電子はNAND型フラッシュメモリー生産の40%、SKハイニックスはDRAM生産の40~45%とフラッシュメモリーの20%を中国の拠点で生産している。中国は世界半導体市場の65%、韓国による半導体輸出の55%を占めている。米国への半導体輸出は7%だから、中国はその8倍に達していることになる。 しかし、米中対立が激化した結果、両社は最悪の場合、これまで60兆ウォン以上を投じた中国事業からの撤退も検討しなければならない状況に置かれている。


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[ 2023年06月23日 07:32 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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