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韓国の個人投資家、円建ての米国債ファンドへの投資増やす

韓国の個人投資家は、急激な円安・ウォン高から追加の利益を狙い、米国債ファンドを含む円建て資産への投資を増やしている。預託データによると、期間が長めの米国債に連動したパフォーマンスを目指すブラックロックの円建ての上場投資信託(ETF)への4-6月期の純資金流入は3800万ドル(約54億5000万円)と前の四半期の4倍に達する勢いだ。前年同期にはほとんど関心が見られなかった。韓国の個人投資家は、円が対ウォンで今年6%近く下落していることにも乗じ、活況を呈する日本の株式市場に投資している。

キウム投資資産運用のグローバル債券部門責任者ヤン・ジュギョン氏は「円は最近あまりにも安く、ここからは上昇するしかないと考えれば、ダブルで稼ぐことができる」ため、個人投資家が円建ての米国債ファンドを買うことは理にかなうと指摘。 一方の機関投資家は、流動性などの観点から米国の時間帯に米債券に直接投資することを選ぶだろうと付け加えた。 各国中央銀行は高止まりするインフレへの懸念からタカ派的な発言を続けているが、米国債はそれに対しても底堅さを見せている。米20年国債利回りは5月に4%に上昇した後、3.80%前後まで低下している。

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日本のマイナス金利で、投資家がより高い利回りを期待できる資産に向かう中で、ほぼ全ての主要通貨に対し円への圧力が続く状況は2年目に入っている。韓国銀行(中央銀行)は政策金利を3.5%まで引き上げたが、日本銀行は物価上昇圧力の高まりにもかかわらず、まだ引き締めに動いていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f611400a93d61c511aec31a91f6013f34e203e5

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歴史的な円安で33年ぶりの活況を呈している日本株に韓国の個人投資家が群がっている。6月の韓国の個人投資家による日本株保有残高は過去最大を記録し、月別の買い越しも「コロナ特需」以降最大となった。日本株投資に関心を持つ個人投資家が増える中、一部からはあまりにも急騰したため、「既に高値ではないか」という懸念も出ている。株式市場の専門家は「過熱現象が見られるが、半導体など一部銘柄は長期投資という観点で悪くない」と指摘した。

韓国預託決済院によると、韓国の投資家による日本株保有残高は22日現在で約4兆1600億ウォン(約4570億円)を記録した。2011年の集計開始以来最高だ。21年9月の約4兆ウォンがこれまでの最高だったが、1年9カ月ぶりに更新した。韓国の個人投資家による今月の日本株買い越し額は約950億ウォンとなり、月別で21年3月以来2年3カ月ぶりの水準にまで増えた。


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[ 2023年06月27日 07:49 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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