韓国経済News

韓国でも早ければ来年下半期から一般人も銀行を通じないでリアルタイムで外国為替取引を行うことができるようになる。

１２日、企画財政部はこのような内容の外国為替取引法・施行令改正案を立法予告した。改正案によると、一定の要件を満たした外国所在の金融会社が韓国外国為替市場に参加できる道が開かれる。「対顧客外国為替電子仲介業務」も導入される。スマートフォンなど電子取引プラットフォームを通じて、金融会社が顧客にリアルタイムで▽為替レート情報を提供▽外国為替注文を受付▽取引などのサービスを提供することをいう。銀行を経由しなくても、一般人が外国為替会社と直接ドルなどを売買することができるようになるという意味だ。ただし相対的に手数料が高いため、個人顧客ではなく企業が外国為替電子仲介業務を利用する可能性が高い。

企画財政部は外国為替市場に参加する対象が増えることを踏まえて市場監視関連の規定を補強することにした。対顧客電子仲介会社が相場操作など市場かく乱行為や業務上義務違反を犯す場合、認可取消・営業停止・課徴金のような行政処分を受ける。認可を受けないで不法営業（無認可営業）を行う場合には懲役・罰金に処される場合がある。

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外貨の急激な流出、戦争など対外健全性に深刻な問題が生じた時に発動する外国為替市場セーフガード（資本取引許可義務賦課、取引停止など）は「勧告→是正命令→非常措置」など段階別に細分化して運用する。　企画財政部は今回の改正法案をこの日から来月２１日まで立法予告する。法制処の審査や国務会議を経て今年７－９月期の国会に改正案を提出する。施行時点は来年下半期を計画している。国会で処理しないで政府議決だけでも可能な施行令改定の内容は今年１０－１２月期に施行する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78c2a1b1874f16f755c8aa85db34f51912e873e9



リアルタイム外国為替取引とは？ その名のとおり、証券総合取引口座内のお預り金・MRF（円）をリアルタイムで外貨へ両替できるサービス。 従来の外国為替取引は1日１回の約定であったのに対し、リアルタイム外国為替取引では取引時間内であれば、いつでもお好きなタイミングで為替取引を行うことができる。

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