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韓国勢のロンドン、NY、パリで大型オフィスビル投資が裏目

レストラン「コック・ダルジャン」の見晴らしの良い場所からは、開発者が高額の賃料とさらに大きな価格をもたらすと期待する新しい高層ビルの森を眺めることができる。レストランのビル自体はそれよりも古く、下階にはウィーワークが入居する。このビルの韓国人オーナーにとっては、未来ははるかに暗そうだ。

大手不動産会社ランド・セキュリティーズの元幹部で現在はCBREグループのESG(環境・社会・企業統治)コンサルティング部門マネジングディレクターを務めるカエラ・フェンスミス氏はこの景色を眺めながら、「大いなる質への逃避」がオフィス市場を変貌させていると話す。在宅勤務などの働き方革命が理由で企業の多くがオフィス規模縮小を検討する中で、完璧な環境認証が必須となるなど「本当にグレードの高いA級スペース」しか求められていないと同氏は述べた。

この「超一等地」への殺到は、きらびやかな近代的タワーの所有者にとっては好都合かもしれないが、ポールトリー1番地ビルのような古い施設にとっては悪いニュースだ。どの大都市でも、このようなB級オフィスビルの所有者は、高額な改修工事かあるいは安値での売却に直面する見込みだ。

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この2番手クラスの商業ビルを5年間も買い漁ってきた韓国の投資家は、特に苦境にあるようだ。ハナ・オルタナティブ・アセット・マネジメントは、ポールトリー1番地ビルを売りに出す準備を進めていると、事情を知る関係者は語る。関係者によると、推定評価額は1億2500万ポンド(約230億円)で、ハナが支払った額より3分の1ほど安い。同社はコメントを拒否した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7da406250fe1a2a350bd127ee29c78d1787efe10

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韓国の投資家はアマゾン・ドット・コムのような有名テナントと長期賃貸契約を結んでいるビルを選好したため、完璧な立地やエネルギー効率が優れていることを示す高いグリーン評価よりも、誰が賃貸料を支払っているかという認知度の高さを重視していた。また大きな敷地を好んだが、こうした物件は老朽化すると修繕費がかさむ。 

韓国の投資家にとって、市場の急落は最悪のタイミングで訪れた。韓国金融監督院のデータによれば、韓国の不動産ファンドは2025年末までに約30兆ウォン(約3兆3000億円)が償還期限を迎える。これは全体のほぼ40%に相当し、需要が落ち込んでいる時期に大量の商業ビルが市場に出回ろうとしていることを意味する。


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[ 2023年07月20日 07:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
お疲れさん
洞察蓄積のあるモノへの投資ならいざ知らず
経済大国入り後、肥大した夜郎自大且つ浅慮国家の
日本の真似をして資産ウハウハを狙った結末
[ 2023/07/21 07:45 ] [ 編集 ]
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