韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  日本経済 >  劇的復活したソニーがアップルを超えるために必要なこと

劇的復活したソニーがアップルを超えるために必要なこと

さいきん、ソニーグループは、これまでになかったような新しい商品や、技術の開発に注力しているとの話を耳にすることが多い。世界全体でスマートフォンの出荷台数が減少傾向にあり、リーマンショック後の世界経済の成長を牽引したデバイスの需要は飽和している。社会はスマホに代わるモノの創造を欲しているともいえるだろう。

5月下旬以降、世界のIT先端分野で、“AI=人工知能”の成長期待は高まった。エヌビディアなどに対する主要投資家の成長期待は上昇した。しかし、今のところ、まったく新しい製品は登場していない。拡張現実(AR)技術を搭載したゴーグル型のデバイスは登場したが、強い成長期待を集めるには至っていない。 ソニーは、創業以来、“モノづくり”の力を磨き、世界が予想しなかったモノを生み出してきた。象徴はウォークマンだ。そうしたモノを生み出す組織の文化を強化するため、ソニーは金融ビジネスの分離検討を発表した。

5月以降、ソニーは事業変革のスピードを引き上げようとしている。まず、株式の公開を前提に、金融ビジネス(ソニーフィナンシャルグループ)の分離を検討すると発表した。ソフトウエア分野に属するゲーム事業の強化方針も鮮明だ。共通するのは、画像処理用の半導体など、ソニーにしかできないモノづくりの力に磨きをかけることだろう。

スポンサードリンク


モノづくりの底力をソニーは主に“B2B(企業向け)”の分野で発揮し、CMOSイメージセンサ市場で世界4割のシェアを得た。獲得した資金を音楽、映画、ゲームなどの分野に再配分した。それによって業績は拡大した。2022年ごろからソニーは、ゲーム領域での投資増加ペースを引き上げた。ソニーはデジタル空間でのコンテンツ創出を強化しているように見える。 狙うは、より多くのユーザーと、より密接な関係を構築することだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/035a34111028b1ce225d8ec00f1bc8c650b99400

2023-07-25-k006.jpg

ソニーは米マイクロソフトと、人気ゲーム“コール・オブ・デューティ”の提供継続で契約した。マイクロソフトは英当局とアクティビジョン・ブリザード買収に関する交渉を進めなければならないが、人気ゲームの継続提供に目処は立ちつつある。ソニーはコンテンツ事業を強化し、より多くの消費者のニーズに寄り添うことができる。 ゲーム領域で消費者との密接な関係を構築、強化するために、音響、映像、通信など、ソニーのモノづくりの重要性は増す。新しい製造技術を実現するために、マイクロソフトなど海外のIT大手企業とのコンテンツ利用契約も強化しなければならない。諦めることなく、そうした取り組みを徹底強化できるか否かが問われる。


関連記事

[ 2023年07月25日 08:19 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp