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韓国の4~6月期成長率は0.6%、経済の”頼みの綱”民間消費まで減少

2023年7月25日、韓国・SBS Bizは「輸出より輸入が大幅に減少したことで、韓国の経済成長率が2四半期連続でプラスを記録した」と伝えた。 韓国銀行は同日、今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)成長率が0.6%だったと発表した。昨年10~12月期の成長率(マイナス0.3%)は輸出急減によりマイナスに転じ、今年1~3月期(0.3%)は民間消費が伸びてプラスを記録していた。

「実質GDPはざっくり見ると民間消費・政府消費・投資・純輸出(輸出-輸入)の合計で、消費と投資は減少したが、純輸出で輸出より輸入の減少幅が大きかったためプラス成長を記録した」と説明している。 部門別に見ると、韓国経済の“頼みの綱”である民間消費が食事・宿泊などのサービスを中心に0.1%減少した。建設投資や設備投資もそれぞれ、土木建設と運送装備の不振により0.3%、0.2%ずつ萎縮した。

一方、今年4~6月期の実質国内総所得(GDI)は増減なく1~3月期と同じ水準を維持した。記事は「実質GDPの増加(0.6%)にもかかわらず貿易条件が悪化したためだ」と説明している。

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これを受け、韓国のネットユーザーからは「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は経済、民生、外交、国防の全ての面で無能」「0.6%だって操作された数字の可能性がある」「コロナ禍以降、物価上昇と収入減少により外食や旅行、レジャーを控えている」「最近はコロナ禍よりはるかに景気が良くない」「夏休みシーズンに国内内需を復活させなければならないのに、現実は観光地のぼったくり価格のためみんな海外旅行に行っている」など不安の声が多数上がっている。
https://www.recordchina.co.jp/b917787-s39-c20-d0191.html

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輸出より輸入の減少幅が大きく、輸出から輸入を差し引いた純輸出が拡大したことで、どうにか2四半期連続でプラスとなった。四半期ベースの成長率は、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年1~3月期(1.3%減)と4~6月期(3.0%減)に連続でマイナスとなったが、7~9月期(2.3%増)から10~12月期(1.3%増)、21年1~3月期(1.8%増)、4~6月期(0.9%増)、7~9月期(0.1%増)、10~12月期(1.4%増)、22年1~3月期(0.7%増)、4~6月期(0.8%増)、7~9月期(0.2%増)まで9期連続でプラスを維持。10~12月期(0.3%減)は輸出の急減に伴いマイナスに転落するも、今年1~3月期(0.3%増)は民間消費の伸びを追い風にプラスに転じていた。

輸出は半導体や自動車などが増えた一方で、石油製品や輸送サービスなどが減り、全体で1.8%減少した。だが輸入が原油や天然ガスなどを中心に4.2%と輸出を上回る減少率で、純輸出の成長率への寄与度は1.3ポイントとなった。


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[ 2023年07月26日 07:35 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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