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韓国政府が中国の輸出規制で、半導体素材ガリウムなどの供給網点検 

韓国産業通商資源部は1日、中国が同日から半導体などの素材になる希少金属、ガリウムとゲルマニウムの関連品目を輸出規制の対象としたことを受け、半導体業界などとこれら品目の供給網(サプライチェーン)点検会議を開いたと発表した。半導体産業協会、ディスプレー産業協会、電子情報通信産業振興会など各業界の団体と素部装(素材・部品・装置)供給網センター、希少金属センター、鉱害鉱業公団など関係機関の関係者らが出席した。

政府と業界は会議で、緊密に協力してこれら品目の需給動向を常時点検し、需給が逼迫(ひっぱく)した場合は速やかな解決を図ることで一致した。 ガリウムとゲルマニウムを含む輸入依存度の高い品目の安定供給を目指し、素部装供給網センター、希少金属センター、鉱害鉱業公団は供給網に関する協議体を運営する計画だ。世界の需給動向などの情報の共有、備蓄需要調査、調達、再資源化、代替技術の発掘で互いに協力する。

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中国商務省は先月3日、ガリウムとゲルマニウム関連品目の輸出を8月から許可制にすると発表した。中国が先端半導体の製造に使われる希少金属の輸出規制に踏み切った背景を巡っては、米中対立のなかで自国が高い世界シェアを握る重要鉱物を「武器」として用いる姿勢を示したとの見方が強い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a67663511f4dc5e86178f9dbde4fbf023d4b394

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中国政府は8月1日から、半導体の材料となるレアメタル(希少金属)であるガリウム(8種類)と樹脂や電化製品などに使われるゲルマニウム(6種類)の関連製品、さらに次世代半導体の基板などに使われる窒化ガリウムの輸出規制を始める。

ガリウムは未来半導体開発や有機ELディスプレイ素材などとして使われており、またゲルマニウムは、半導体工程用ガス生産などに使われる。欧州重要原材料アライアンス(ERMA)によると、世界のガリウム生産量の約80%、ゲルマニウム生産量の約60%を中国が担っている。

中国政府は今回の措置の目的を、国家安全保障と利益を守るため、としている。中国政府は明言していないが、米国が主導する中国への先端半導体関連の輸出規制への報復措置とみられる。これは、米中間での貿易摩擦が一段と拡大するきっかけになる可能性が考えられる。


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[ 2023年08月02日 07:40 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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