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海外赴任を渋る外交官が増えている?…社会進出が著しい韓国女性たちが感じるストレス

先日、韓国に「在外同胞庁」が誕生した。尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の肝いりで設けられたこの新しい官庁の設置場所をめぐる騒ぎの中で浮かび上がったのが、外交官たちの「ソウル志向」と社会進出が著しい女性外交官たちの苦悩だった。

尹政権が2022年大統領選の選挙公約にしていたもので、海外に永住した韓国市民や、韓国市民の子孫で外国籍を得た人たちなどの韓国語教育、現地でのコミュニティーづくりなどを支援する。在外同胞は日本に住む82万人を含め、全世界に約733万人いるという。尹大統領も発足式で「世界のどこにいても、同胞を助けるのが国家の責任だ」と訴えた。

この在外同胞庁はソウル近郊の仁川(インチョン)市に設置された。韓国と海外とをつなぐ表玄関、仁川国際空港のすぐ近くにある。本部の発足に合わせて、ソウルにも同庁の「統合民願室」が設けられた。場所は中心部にある景福宮のすぐそば、在ソウル日本大使館も入居するビルにある。外交省からも徒歩10分ほどの距離だ。

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民願室とは何をする部署なのか。同庁ホームページによれば、在外同砲や在外国民の抱える様々な相談に乗り、必要な書類発給などを支援するという。ただ、非対面の領事サービスも売り物にし、24時間体制のコールセンターもあるという。なぜ、わざわざ、ソウルに別の庁舎を設けたのか。 在外同胞庁は外交部の外局という位置付けだ。朴振(パクチン)外相らは各国大使館があるソウルに設置することが妥当だと考えたが、尹錫悦大統領は韓国の表玄関としての位置付けから仁川への設置を望んだという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af0163c0dbf4fc001db90c30faa4614169c09989

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韓国の外交官の人事異動は「オンタン(温かいお風呂)・ネンタン(水風呂)」と言われる。先進国と発展途上国を交互に勤務しなければならないルールがあるからだ。国別に、例えば先進国ならプラス10、発展途上国ならマイナス10といった点数があり、その合計が一定の数値内に収まる範囲でしか勤務ができない。

それでも、最近は「子育て」「教育」などを理由に発展途上国への勤務を渋る女性外交官が増えているという。知人の韓国人男性外交官は「海外に行きたくないという女性もいる。なぜ、外交官になったのか理解に苦しむ」と語る。 韓国では日本以上に女性が社会進出している一方、伝統的な儒教社会の影響も残っている。


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[ 2023年08月03日 07:44 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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