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サマーズ元米財務長官、インフレ再加速のリスクを警戒…賃金の伸び高過ぎる

サマーズ元米財務長官は4日、米経済のソフトランディング(軟着陸)実現の可能性はこれまでよりも高まっているようだが、自身はむしろインフレが再加速するリスクを懸念していると述べた。 サマーズ氏は7月の米雇用統計発表後にブルームバーグテレビジョンに出演。「いずれかの時点で本格的なインフレ再加速が起こることはないと確信を持って言い切れない」とし、動向を注視していると語った。

雇用統計は失業率が予想外に低下する一方、平均時給の伸びは上振れし、雇用は予想ほど増えなかった。賃金トレンドは2%の基調的なインフレ水準と整合しないと、サマーズ氏は強調。平均時給は前年同月比4.4%増だったが、6月と比較した年率換算では5%に近いと指摘した。 その上で、賃金と生産性のトレンドを踏まえると、データは基調的なインフレが3.5%のレンジにあることを示唆しており、減速していないかもしれない」と論じた。

一部で聞かれるインフレ退治の勝利宣言は「相当に時期尚早」だとの認識を表明。米金融当局者が16カ月にわたる利上げ後も引き続き「動く用意を整えている」点を評価し、「米当局が勝利宣言している陣営にいないことに満足している」と述べた。

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格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債格下げについては重視しない考えを示し、信用の質の評価で格付け会社は通常、金融市場に遅れていると語った。 ただ、長期的な財政赤字の軌道には懸念を抱いていると強調。米議会予算局(CBO)の見通しは楽観的であることが判明するだろうと述べた。CBOは2033年の財政赤字を国内総生産(GDP)比6.4%と予想しているが、サマーズ氏は「今後8-10年で10%近く」になるとの見方を示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9aa07b64ec5f56c3fa58aac6e9dff0da271c92e

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ローレンス・サマーズ元米財務長官が、米国の雇用増加の冷え込みについて語り、賃金データはインフレを示唆していると説明。サマーズ氏は、米国の雇用成長に関していくつかの重要なポイントを指摘している。 彼は、成人人口の成長よりも雇用創出率が2倍速いと述べ、インフレーションの抑制との整合性がないと主張していいる。 

また、低い失業率と総合的な労働市場指標から、非常に強力な経済状況にあるが、持続可能な成長ではないと指摘し、インフレーションが目標よりも高い水準であることを指摘していいる。 さらに、サマーズ氏は連邦準備制度がインフレーションを過小評価していると述べ、利上げについても言及している。


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[ 2023年08月05日 07:44 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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