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日銀のYCC修正後も円安続く、植田総裁が為替相場に異例の言及でも

日本銀行による予想外のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)運用の柔軟化を受けて、為替市場では円が弱含んでいる。植田和男総裁が政策決定において為替を巡る問題が考慮されたことを認める異例の言及を行ったことを踏まえると、中央銀行当局者がこの事実に気付かないはずはないだろう。

植田総裁は先月28日の金融政策決定会合後の記者会見で、YCC運用の柔軟化で金融市場のボラティリティーを極力抑える中に為替市場も含めて考えていると発言し、多くの日銀ウオッチャーを驚かせた。 この発言は為替政策が財務省の管轄であることを強調しようとしてきた日銀のこれまでのコミュニケーションと矛盾しているようだと、アナリストらは言う。日銀は通常、円の動きが経済やインフレに及ぼす影響にのみ着目するとの立場を取っている。

みずほリサーチ&テクノロジーズの宮嵜浩主席エコノミストは、「為替の変動に対して懸念を示唆するため、植田総裁は一歩踏み込んだ」と指摘。「市場参加者に対してより明確にけん制するようコミュニケーションを取っているようだ」と述べた。

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足元の問題は、日銀の政策決定が為替変動によってさらに影響を受ける可能性があるかどうかだ。植田総裁の発言にもかかわらず、円は先週、対ドルで一時1ドル=143円89銭まで下落。格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国の格下げを受けて、米債利回りが上昇したことが円安要因となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e64fa8303eaa4a7d6465261d6494bfb7ece87cc9

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7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は本日高値を更新。2時時点では142.51円と24時時点(142.35円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時4.1%近辺まで戻すなか、ダウ平均が370ドル高となるなど米株が底堅く推移。米金利の戻りを支えとしたドル高と、米株の底堅さを受けたリスク・オンの円売りを後押しにロンドンタイムにつけた142.45円を上抜けた。142.58円まで上値を伸ばしている。

ユーロ円は堅調維持。2時時点では156.77円と24時時点(156.60円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円安推移に連れ高。株高のなか円売りが進み156.81円まで上昇した。




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[ 2023年08月08日 08:00 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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